2018/11/14(水) 15:50〜17:53 ten.【松井知事&吉村市長市が生出演!万博SP】[字]
>>ものすごい手間でしょ。
>>伐採の約2年前に巻きつけ。
>>山に入ると、こういうね、
巻きつけをしてあるやつがばーっ
と並んでるエリアがあったりする
んです。
>>触ってみてもいいですか?
>>どうぞ。
>>私のお勧めは、これです。
>>これ?お勧め?
どういう?
>>ディス・イズ・磨丸太。
>>一回触るとね、
もう手を離すのが嫌になります。
>>え?本当に?
離したくなーい。
つやつや!
磨丸太の滑らかさと光沢は、
地元の砂を使った磨き作業によるもの。
昔から地元では、女性の仕事だっ
たそうです。
ということで、調査隊も体験。
これぐらいですか?
>>はい。
力を入れてごしごし磨いてください。
>>これ、
分かりますね、木の表面が。>>なんかちょっと、
やすりで磨いてるかのような。
感覚になります。
>>砂の粒子が細かいですから、
傷がつかないんですね。
>>楽しみ。
>>自分の場所、覚えといてくだ
さい。
はい、どうぞ。
>>信じ難いですけどね。
>>あっ、
違う。
こっから違う。
>>ここ、つるつる!
つるつる!ざらざら。
ちょっとつるつる。
>>この作業をすることによって、
あとあと光沢がすごいいい。
>>北山杉は成長が止まる秋から冬にかけて伐採し、
皮をむいていきます。
そして2週間ほど乾燥させ、
木材倉庫に保管。
そんな北山杉が並ぶ月に1度のセリ市をのぞいてみると、そこには、
1000本もの製品が。
>>それではよろしくお願いいた
します。
>>競り市では、
1本数千円のものから、高いもの
では、およそ20万円の値がつく
ものもあるそうです。
>>建築となったときのこういう丸い光沢がある、
この表情から出てくる癒やされる
雰囲気とかね、
こういうものはやっぱりほかの材
料では、代用できないです。
これでしか作れない。
>>こだわりの建築に欠かせない北山杉。
育てる過程で最も重要な職人技、
枝打ちを、
特別に見せていただきました。
>>ああいう具合に足をかけていくんですね。
>>ああやって足に。
幹から倒れたりしないんですか?>>しません。
>>しないんですか?
>>北山杉はすごくしなるんです。
>>この細さだったら倒れそうな
気がするんですけど。
>>いや、そうなんですよ。
>>彼、
体重70キロぐらいですけど、十
分大丈夫です。
>>えー、本当だ。
しなりながらでも、根元はしっか
りしてますね。
>>でね、一本一本、
上がったり下がったりすると、疲
れますんで、枝から枝、
隣に移るんです。
>>え!おー!移った!
>>いやいやいや、
軽業師ですね。
>>軽業師。
>>大体1時間ぐらい下りてきま
せん。
>>1時間も登りっぱなしですか。>>こういう現場を見たら、
北山杉の値打ちがより分かります
ね。
>>こんな手の込んだ作業。
日本の建築を支え続ける伝統工芸品、北山杉。
皆さんもノスタルジックな集落で、
その価値と魅力を感じてみてはいかがですか?
>>きょうは寒かったですね。
近畿各地、
15度前後ですが、