>>人生で1人、どなたか恩人を挙げていただくとしたら、
どなたになりますか?
>>その世代世代のときの恩人がいるんですけど、
あんまりこういう作品で言ったこ
とない人で、
俺、
29で結婚して、
女房が30だったんですけど、だ
って俺、
一人のこの稼ぎじゃ生活できない
じゃん、やべ、どうしようって思
っているときに、
ナレーションの話を初めてくれた人がいて、
木村俊士さんっていうんですけど、
CM作家の方なんですけど。>>CM演出家、
木村俊士さん。
サントリーやシャープといった大手企業のCMを数々手がけたヒッ
トメーカーです。
エンケンさんは、
木村さんに起用されたことがきっ
かけで、
CMナレーションや映画予告など、
今までに700本以上、
声の仕事を務めてきました。
>>夢よ、
もう1階。
積水ハウスの3・4階建て。
>>人生の恩人、
木村さんに抜てきされ、
ナレーターとしての活路を開いた
CMがこちら。
>>私には引かれる香りがありま
す。
新・AGFマキシム。
>>いつも折に触れて、私のことを恩人だって言ってくださってる
んで、ちょっと、なんかうれしい
んですけど、すごく恐縮もしてる
んですよね。
普通は恩人というと、なんか、命
助けたとか、そんなこととか、い
ろんなことがあるんでしょうけど、
私は単純にすごいいいタイミング
で、
ご連絡、
仕事のお願いをしたというだけなんで、ちょっと面はゆいというか、
そういうこともあります。
その男、
凶暴につきという映画の冒頭です
ぐ殺されちゃう役なんですけど。
>>登場シーン僅か2分。
木村さんが、
エンケンさんの声の魅力に気付く
きっかけとなったのが、このシー
ン。
>>すみませんね、
急に。
あれは。
>>先に金だろ。
>>そのことなんですけども、
これからもうちょっとまけてくれ
ませんか?
>>どうしてだ。
>>この商売、
いつまでもやるもんじゃないです
からね。
>>とにかくそのときにその2言、
3言聞いて雷鳴に触れたような、わっと思いましたね、もうね。
見つけた!と思ったんですよ、
宝物見つけたと思いましたね、でも。
>>今、ナレーションの仕事いっ
ぱいやってきましたけど、その原
点を、作ってくれた人ですね、ナ
レーションに関して。
15秒、30秒の中のナレーショ
ンでも、心の置きどころで世界観
が変わるっていうのだんだん発見
してきて。
そういうおもしろみを、
声の仕事のおもしろみを発見させてくれた方です。
>>ナレーターとしても活躍する
エンケンさんに、
ten.からお願い。
>>実はですね、
この番組、
かんさい情報ネットten.というんですけれども、このten.
のPRスポットというのがありま
して。
こちら。
>>ニュースのその先を伝えたい。
みんなとニュースと歩んでいく。
かんさい情報ネットten.月曜から金曜、夕方4時47分。
>>というもので、
私がナレーションしてるんです。でも、聞くたんびに恥ずかしいん
です。
>>いいじゃないですか、
じゃあ。
>>いやいやいや、なんかもう、本当にこれが流れるたびに下向い
てしまうんですけど。
これを、
エンケンさんに同じフレーズ。