何がなんやと思って、
とりあえずそういう事故やなと思
って、
とりあえず警察と市役所に通報し
て、ここで待ってました。
>>待ってましたか。
待ってるときって、どういったお
気持ちでしたか?
>>いや、
まさかもう2つ目が飛んでけえへ
んかなと思って。
大丈夫かな、ここで大丈夫かなと
思って。
>>恐怖と戦っていらっしゃった
ということ?
>>そんなことないけど、まさか
飛んでけえへんやなって、ちょっ
と恐怖感がありました、確かに。
>>川村さんにまた後ほど、
詳しくお話伺いたいと思います。
ではきょうここまでのVTRをま
とめております。
>>きのう、
滋賀県高島市。
午後1時ごろ、すさまじい爆発音
が響きました。
>>強烈な音というか、
雷の落ちた音というか、ガラスが
割れるし、
ばしんと当たったような音もした
し。
ばしばしって音も。
>>爆発音の訳、
それは陸上自衛隊の砲弾でした。
滋賀県警によりますと、
きのう午後1時半ごろ、
滋賀県高島市にある饗庭野演習場で、
陸上自衛隊の訓練中に発射された
砲弾1発が、
国道303号線近くに着弾しまし
た。
>>あちらの茂みの奥に、饗庭野
演習場があります。
当時、訓練が行われていて、現在、
自衛隊の車が止まっている付近に、
砲弾が落下したと見られています。
>>この影響で、
アスファルトと見られる破片が飛
び散り、
近くに止まっていた車を直撃。
窓ガラスが割れるなどの被害が出ました。
運転席には男性が乗っていました
が、けがはありませんでした。
>>まともにあたっとったら、
車とどこかふっとんどる。
あってはならんことやなと思って、
安全にお願いしますいうことやな。
>>国道付近に着弾した砲弾は、
81ミリ迫撃砲から発射された実弾で、
全長およそ40センチ、
重さは4キロにも及びます。
もし人に当たっていたら、
命に関わる重大な事故になっていた可能性も。
昨夜遅く、
防衛省の山田宏政務官が、被害を受けた男性のもとを訪れ、謝罪し
ました。
>>大変なご迷惑をおかけいたしまして、心から深くおわび申し上
げます。
>>迫撃砲の着弾目的地域は、
射撃場所から西におよそ3キロの
場所でしたが、
問題の砲弾は、
北側におよそ1キロ離れた場所に着弾したということです。
一体なぜこのような事故が起きて
しまったのでしょうか。
砲弾の射撃訓練の経験がある、陸
上自衛隊のOBは。
>>横のほうに1キロぐらいずれ
たっていうことを聞きましたので、
通常であれば普通はありえないな
というのが正直な感想で、今回、
迫撃砲とかであれば必ず操作する
以外に、
安全係という方がいて、
そういう操作をしている人たちが間違った行動をしてないか、手順
をしてないかとか、
安全係とかいう人がちゃんとチェックしていたのかどうかというと
ころが気になります。
操作している人たちの操作ミスが大きいっていうのが、私的には、
個人的には思いました。
>>陸上自衛隊はきのう午後1時15分から、迫撃砲を使った訓練
で、
合わせて21発の砲弾を発射しました。
一番最初に発射した砲弾は、どこ
に落ちたか観測員が判断できず、
同じ設定で次も発射。
目視はできなかったものの、
音から目標よりも手前に落下した
と判断しました。
問題は次の3発目です。