2018/11/17(土) 13:05〜13:50 西郷どん(42)「両雄激突」[解][字][デ][再]


おる者で政を進めんにゃならん。じゃっどん 使節団が帰ってくるまでは→
ないもせんっちゅう盟約書を

交わしたとじゃなかったですか?
じゃっどん 廃藩による混乱で
こん政府に対する目は厳しか。
こげな時に停滞は許されん。
あっ しもた…。(笑い声)
皆のためになる改革を行い
そん成果を示さねば→
だいが こん政府を信用すっとじゃ。
兄上は 盟約を反故にすっとか?
心配いらん。 全てが 国と民にとって
よりよくなる政策じゃ。
あ~ あった あった! こいじゃ。
(笑い声)
一蔵どんも分かってくれる。 おっ。
そいより 山県さぁがあげなこつになってしもて→
迷惑をかけたのう。 徴兵制度を
共に進めてもらっちょったのに。
んにゃ 政府内の不正を


放っておくわけにはいかん。
徴兵制は おいが中心になってやいもす。
すまんな。 頼んど。
はい。
ほいならのう。おやっとさあです。
♪♪~
(江藤)井上大輔 そこに全て書いとるばい。
(後藤)井上さん これは犯罪ですき!
(三条)おお~ 西郷参議!待ってましたんや!
(井上)西郷参議 お助け下さい。
江藤さんたちが あらぬ疑いを私に…。
あらぬ疑い?
(大隈)西郷参議井上さんは 大蔵省の権威ば振りかざし→
私腹ば肥やそうとされておるとです。
(板垣)山県さんに続いて また長州じゃ!
(江藤)あらぬ疑いかどうかは
こいば お読み頂ければ→
全て明白になりますと。
方々は 私が立てた財政案に不満があるんです。
司法省や文部省に
もちぃと銭を回しとうて→
私を おとしめようとされとるんです。
(江藤)は?
こんな…
こねえなもんに だまされては…!
<そこには 井上 馨が
秋田の銅山を不正に差し押さえ→
巨万の富を得ようとしていることが
書かれておりました>
こいは ほんのこっでごわすか?

(江藤)ええ。
もし 間違いであれば
おいが政府ば去りますたい。
井上さぁは? どうじゃ?
は…?
ここに書かれちょっこつは
ほんのこっかち聞いちょっ。
分かった。
井上さぁあなたは ここを去らんといかん。
何ですと?
(三条)ちょちょちょ… 西郷!→
井上まで辞めさせたら 長州の者が
おらんようになってしまう!
(小声で)いつから[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩は 土佐と肥前に
肩入れするようになったんや?
いつまで そげなこつを言うておられる?
御一同 よかでごわすか。
もう使節団の帰りは待っておられん。
こいよりは 政府内を一新し→
おいたちは一枚岩となって
政を推し進める。
こい以上
ないもせんのは 民への裏切りじゃ。
やらねばならんこつは 山積みでごわす。
<父 隆盛は 後藤象二郎 江藤新平→
大木喬任を新たに参議として加え→
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]長主導に不満を抱いていた土佐と肥前をまとめ上げる形で→
父は
新しい留守政府を動かし始めたのです>
ほあ しまいじゃ。

ありがとう。
次は? お~ ぎんたどんか。
(熊吉)さあ さあ さあ→
カステラでございもす。
(子どもたち)わあ ありがとう。
ぎんた! ほら こっち来い。
おっ 危なか! ないをすっとじゃ?
それは こっちのセリフでい。
西郷さん 俺は あんた 見損なったよ。
俺も聞いたぜ。 政府は銭だけじゃなく→
俺たちから生き血まで搾り取るらしいじゃねえか。
(お房)そうだよ! 熊さん
あんたも気を付けた方がいいよ。
はあ?
ほんのこっでございますか 若さぁ!?
(笑い声)
んにゃ… すまん すまん。
そ… そいは誤解じゃ。
血税のこっじゃ。
血税。