2018/11/17(土) 13:50〜14:50 土曜スタジオパーク▽ゲスト 黒木華[字]


ちょっと夫婦として男女という関係性を
初めてやったので
すごいいい男なんだなと思いました。
見えてこなかった

男の部分というと
あれですけれども
力強い男性という
どんどん体重だったり
見た目だったり変えていかれて
西郷さんに近づいていかれて。


渡辺≫しかも黒木さんが出ていないときだって
最初と最後では全然違いましたか。
黒木≫全然違いましたね。
やっぱり成長しているし
いろいろ経験したものを
背負った役作りをされていたので
それは本当に俳優として
先輩として
それを間近で会話でも体験できたので
すごいいい機会でしたね。
原口≫続いては黒木さんの
印象について
「西郷どん」で脚本を担当された
中園ミホさんに伺っています。
中園≫いつも私は当て書きなので黒木さんが
どういう顔をなさるかな、ここで
どういう声でどういう口調で
おっしゃるかなっていうのを
イメージして…
上がってきた映像を見ると
全然違う顔していて。
そこがやっぱり
脚本家にはたまらない。
すてきです、ぞくぞくします。
そこの天才女優2人の共演は本当に鳥肌立ちました。
糸さんの立場って
すごく難しいと思うんですよ。
子どもを母親から引き離して
連れてくるわけですから。
だから、私はちょっと

そこは糸さんが悪い女に見えても
冷たい女に見えても
しかたないかなと思いながら
書いてたんですけれど。
それが本当に黒木さんのあのまっすぐな
性格とかがきっと出てるんだ
と思うんですけれど…
≫本当に薩摩ち行くわけなん。
愛加那≫そうどん。
糸≫旦那さぁは
いっつも言っちょいもす。
流された島で愛加那さぁに
命を救われたち。
ほんのこて お礼申し上げもす。
愛加那≫お礼などやめてくれしょり。
お礼を言われる覚えはあるらんど。
好いた人の命を守るんは当たり前のこと。
糸≫ほんのこて
そんとおりでございもす。
中園≫本当に菊次郎を
見つめるまなざしとか
愛加那さんを見る表情とか
そういうもので
せりふに書いてない
ト書きにも書いてないものを
表現してくれてくださってるな
って思いました。
きっとこれから、ますます
大きな女優さんに
なっていくと思うし。

もう本当に楽しみですね。
10年後も20年後も
お仕事を一緒に、ごいっしょ
させていただけたら、ぜひ。
きっと、もっともっと化けていく方だと思うんで
すごいことになると思います。
黒木華さん本当に長い間お疲れ様でした。
今度、2人だけで
打ち上げをしましょう。
そのとき、ものすごく悪い女を
次は演じていただきたいなと
思っているので
その相談もさせてください。
<拍手>
渡辺≫すごいですね。
ものすごく悪い女をやってほしい
とおっしゃっていましたけれども。
黒木≫やりたいです、ぜひぜひ。
渡辺≫今まではありますか。ものすごく悪い女。
黒木≫ものすごくというのは
ないかもしれないですね。多いのは三歩下がるとか
ちょっと芯の強い女性が多いので。
渡辺≫ぜひ2人で
打ち上げに行ってね。
足立≫相談させてくださいと
おっしゃっていましたから
どうなるのか楽しみですけれども。
中園さんの脚本が当て書きだと
おっしゃってましたけれども
脚本を読まれてみて