2018/11/17(土) 13:50〜14:50 土曜スタジオパーク▽ゲスト 黒木華[字]
どう思われましたか。
黒木≫当て書きだというのを
今初めて意識知って聞いたのでそうなんだ
という感じですね。
渡辺≫そこまで
分からなかったですか。
黒木≫糸さんとして
読んでいたので。
原口≫どうでしたか?キャラクターとかは。
黒木≫ここが重なるなとか
ここが違うなと思って
読まないので基本的に
あまり意識していないです。
渡辺≫脚本家の想像をいい意味で
裏切るとおっしゃいました
けれども
意識していることはあるんですか。
黒木≫私は本に書いてある
できるかぎりのことをやろうと
思ってやっているんですけれども
そう思っていただけるのは
すごいうれしいですね、やっぱり。
みんな楽しければいいと思うので
脚本家の方だったり
監督だったり、自分の想像と
違うのもおもしろがってくれたら
そういうのができればいいなと
思うので
基本的には台本どおりに
やるようにはして
いるんですけれど
それならうれしいです。
渡辺≫意識して
絶対にこんなふうに
思っているだろうから
こっちにいっちゃう
というのは全くなく?
黒木≫全くなく。
渡辺≫自然にやっているのすごい。
黒木≫ちゃんと読めて
いないのかもしれないですけれど。
渡辺≫想像の100倍すごいと
いうことですよね。
足立≫菊次郎を引き取るシーンも
すごかったとおっしゃっていましたけれども
どういう思いで演じられましたか。
黒木≫本を読んだときに
やっぱり、すごく難しい
シーンだなと思って
中園さんもおっしゃるように
私も読んでいて
大好きな旦那さんだけではなく
時代とかのせいとはいえ
自分の子どもを引き取らなければ
いけないというのは。
<泣き声>
黒木≫誰か泣いてる?大丈夫?
原口≫ちょっとお客さんですね。
黒木≫そこは大丈夫かなと
変に遠慮があったりするのは
失礼。愛加那さんに対して失礼。
同じ男の人、男性を愛した
者どうしとして
上でも下でも
何でもなく素直にというか
実直に向き合うということが
やっぱりできたらいいなと
思いましたね。
どうしても悪いようには
見えないようにやりたいなと
おっしゃるとおりに
やっていました。
渡辺≫愛加那役の二階堂ふみちゃんとの
共演はいかがでしたか。
黒木≫すごいうれしかったですね。
亮平さんとのシーンとか
見ていたりして
すごいなと思っていたので
思いとか感情とかが
壁になってぐわっとくるような
イメージで。
ここも愛加那さんの
静かな強さという
なんでしょう、南の感じ。
南の風とかも感じましたしごいっしょできて
すごくうれしかったです。
原口≫ドラマ上では
生みの親と育ての親という関係で
微妙な関係じゃないですか。
その合間でもそういうところは
気をつけながら二階堂さんと
接したりされていたんですか。
黒木≫それが会うシーンが
あまりなかったのでそれまで
このときに会って
そのあとに話したりは
しましたけれども。
ごはんを一緒に
行きましょうねとか。
渡辺≫よかった。