2018/11/17(土) 19:30〜20:15 ブラタモリ「#118 富良野・美瑛」[解][字]


(富田)そうですね。どっから持ってきたんですか?
結構な量ですよね。
うん? 分かんないな。
(富田)実はですね…
えっ!?
そう 経費をかけずに
斜面をつくりたい一心で→
農家には嫌われる
あの泥流を使ったんです。
でも…



ええ。やっぱり それは改良して?そうですね。
まあ いけるんじゃないかという。
(笑い声)
そうなんですか。
まず斜面が…。ええ。 これは いい話だと思って。
でも やっぱり…
フフフフ…。
(槇納)はい そうなんです。
出ましたね また!
中腰で出てきました。
(笑い声)
取り残されたラベンダー畑と
嫌われモノの泥流。
2つの残りモノがあったからこそ
人気観光地になれたんですね。
では 最後になんですけれども→
嫌われモノがもたらした福がまだ ございますので→
紹介させて頂きますので。
分かりました。 行きましょう。
というわけで
タモリさんが向かったのは 十勝岳の麓。
すごい山奥に入っていきますねぇ。
この森の中に「福」なんてあるんでしょうか。
おおっ。
こんにちは~。あっ こんにちは。よろしくお願いします。
私 国土交通省の北海道開発局
旭川開発建設部の吉川といいます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
(吉川)そうなんです。

これはですね…
青いんですか?
(吉川)はい。
あっ こういう青?
はい。きれい。
条件が良ければ
こんなにも青く見える この池。
実は 地元の写真家が撮影した
この一枚が→
大手パソコンメーカーの壁紙に採用され→
世界的に脚光を浴びるようになったんです。
青さのヒミツは
十勝岳から流れてくる水の成分。
光の反射で 真っ青に見えるため
「青い池」と呼ばれています。
へえ~。 真っ青なの
ちょっと見てみたいな。
(吉川)そうなんです。
うん?
ふ~ん… あ そうですか。
(吉川)そうなんです。
何だ?
あぁ~。
反応から
どうも そうでないらしい。
(笑い声)
何だろうね?
その答えが分かる場所があるというので
行ってみましょう!
少し開けたとこに出てまいりました。

はい。
堤防ですか。
(吉川)堤防なんですけれども…
そのとおりです…。
砂防?
こちらをご覧下さい。
二筋に分かれて こう…。
(吉川)我々がいるのは ここになります。
これ それぞれダムですか?
(吉川)
はい。 この場所も その一つなんです。
実は 十勝岳は大正以降も→
およそ30年間隔で噴火を繰り返しているんです。
泥流による悲劇を繰り返さないため→
川沿いには 100以上もの砂防ダムが設けられています。
この場所も その一つ。
もともとは→
泥流の土砂をためる
空きスペースでした。
しかし 増水する度に
川の水が侵入。
その水が偶然残って
池になってしまったんです。
はぁ~ 知らなかった。
はぁ~ 知らなかったですね。
というわけで…。
来ましたね!
(笑い声)
構えが。
構えが中腰で。