お越しいただきました。
よろしくお願いいたします。
(倉内)よろしくお願いします。
今回の公演は 文楽初心者向けの
イベントということだったんですが→
こうしたイベントというのは
よく行なわれているんでしょうか?
そうですね 文楽協会では

大阪 東京だけで年間136公演→
地方公演なども合わせますと→
年間およそ260の公演を行なっております。
その中で文楽普及のために→
時間を短くして規模もコンパクトにした→
まあ 我々ミニ公演とか
申し上げておりますが→
そういうものも行なっている
というところでございます。
関さんも先月行なわれた公演→
この「文楽、 始めよう!!」参加されてたんですよね?
そうなんです。 今日のね


今 ご覧いただいた映像の→
司会進行に
入らせてもらったんですけどもね→
まず びっくりしたのは→
ふだん 放送の…番組が行なわれているスタジオ→
何もないんですよね もともとは。
(わかぎ)うんうん。
フラットな感じの所に
この文楽のセットが→
あっという間に組まれてしまって
で いや まさに→
ここが もう文楽劇場みたいに
なっちゃったんですよね。
で 太夫さんが並ぶ床の所も
きれいに作り上げられて→
まず それに
すごく感動しまして→
はい。
で そのあと 講師の方3人が→
太夫と三味線と人形遣いと
それぞれの特徴を→
具体的に示してくださったので→
わかりやすくて面白かったんです。
はい。 実は わかぎさんも→
もう 大の文楽ファンということなんですが。
すいません。 大… 大の はい。
もう子供の頃からなので→
全然ファンっていうあれよりは
もう→
えっ? 何でみんな観ぃひんの?

っていう感じなんですけど はい。
子供の頃からですか?
子供の頃は→
2階席とかで観てたから
黒衣になりたかった→
足遣いになりたかった すごい。
おぉ~ ほほほっ。
足遣いって…。
足遣いが一番面白いなって。
今回 初めて教えてもらった…。
お人形の足だけ遣う→
修業… 一番修業としては→
最初の段階の人たちなんですけど。はぁ~。
でも どん!って どん!って
出さなきゃいけないんですよね。
(わかぎ)そんなん聞いてはる人に
わからへんわ 純ちゃん。
ははははっ!
きめポーズのときに足遣いさん…。
文楽は おわかりのように
人形劇じゃないですか。
で やっぱり 人形って→
世界中に人形劇ってあるんですけど→
日本人って
人形劇が世界中にあることも→
あんまりわかってないし
仮面劇と人形劇って→
ほんと世界中にあって→
その中でも ほんと世界最高クラスのレベルです。
あぁ~。

(わかぎ)こんなに細かく動いたり→
こんなに表情が出せたりする
人形劇は→
世界には まずないですね。
だから もちろん当然それで→
もうユネスコのね
登録されてるんだけど。
舞台の演出も
されてるじゃないですか。
ああいった舞台と
まあ 全然違うものなんですか?
人間の芝居とは
全然違いますけど→
一番わかりやすいのは→
文楽の死ぬシーンとかがあって→
例えば 切腹して
死ぬシーンとかがあると→
その人形の手をぱって
人形遣いの人が離すと→
ほんと まあ言ったら もう