軽トラガーデン。
造園会社がこぞって競う
軽トラガーデンコンテスト
なるものまで存在。
現代の住宅事情に合わせ、
狭いスペースでも
庭造りができることを
アピールするために
始まったそう。
◆これ、軽トラの上？



◆軽トラの上です。◆これ、見てください。
これ軽トラの上やって。
これ、軽トラの上ということはよ、
マンション、ちょっと
ベランダがある人は、
こんなことができるわけでしょ？
お願いしたら、
あなたに。
これ、すごいで。
これは何ですか？
これもまた別の作品ということ？
◆別の作品です。
◆これは、また全然違うやん。
軽トラガーデンをやるということ
の意味合いは何なんですか。
◆さっきもおっしゃってたように、
ベランダなんかは重量規制もあったりとか、
そんなのもあって、
この軽トラガーデンも
最大積載量の
３５０キロを守って
つくってるんですけど、ベランダ
でも軽い素材で
こういうふうに庭ができますよと
いうアピールとか、
こういう狭いスペースでも
庭ができますよという…。◆ということはよ、
俺も、ベランダでやってもらいた
いわって
俺さっき言うたやんか、

あれって当たってんねんね？
◆そうです。
◆あ、やらしい。
そういうことか。
なるほど。
◆中学卒業後、
お父さんに弟子入りし、
造園の世界に飛び込んだ
田中さん。
その後、別の造園会社で
修業を積むうちに、
より多くの人に
造園の魅力を伝えたいという思いが強くなり、
より自由に活動ができるよう、
８年前に福春造園を立ち上げました。
◆これ、
ちょっと見せてもらえません？
この作品。
これ、すごいわ。
これ、あなたがつくったの？
はい。
◆マジで！？
これはすごいわ。
まじで自分でつくった？
◆はい。木をこういうふうに
石を抱かせて。
◆抱かせた？
これ、そこそこの値段で売れるで
しょ？
◆でも、幾らで売ろうとかは

とりあえずまだ考えてない。
つくりたいものをつくっているだ
けなんで。
◆いやあ…。
これ欲しいわ。
「どうぞ」って言わへんね。
大分大事にしてるわ。
これは自信作やろ？
実際どうですか、独立して。
◆嫁に、うそついて最初は独立し
たんで。
◆どういうこと？
◆仕事はちゃんとある。
こういうふうに入ってくると。
◆芸人によくあるタイプやな。
俺、
レギュラー、３本持ってるねんとか言いながらね、
どこやの、何チャンネル。
いやいや地方のほうやねんみたいな。
◆最初は独立したとき、朝、
４時ぐらいに起きて、ビラ配りに回って…。
◆頑張ったなあ。
そのビラというのは、こんなんで
きますよとか、何でもできますよ
とか、
ガーデン、お願いしますとか、
ということですね。嫌やとか思ったことはないですか。
◆嫌な仕事もありますけど…。
◆例えば、どんな？◆ここで問題！
◆ということで、