2018/11/21(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!日本の歴史の中で最後の城“園部城”】[字]


では続いて死刑が求刑されました。
>>大阪府寝屋川市の中1男女を
殺害した罪に問われている男の裁
判。
男は最後に法定で、
本当のことを話しましたと述べま
した。
>>死刑に処するべき。
>>検察官が死刑を求刑すると、
被告の男は天井を見上げました。


山田浩二被告は3年前、
大阪府寝屋川市の中学1年生、
星野凌斗君と平田奈津美さんを殺害した罪に問われています。
これまでの裁判で、山田被告は、
平田さんについて、騒いだので口
を押さえていたら、手が首にいっ

て、急に動かなくなったと述べま
した。
また星野君については、寒くもな
いのに急に震え出して、
気が付いたら息をしなくなっていたと述べ、2人に対する殺意はな
く、殺人罪は成立しないと主張し
ています。
きょうの裁判員裁判で、検察側は、
殺害したのは被告しかありえないと指摘しました。
>>星野君は、
遺体の状況から首の両側を数分間絞め続ける行為が必要であり、殺
意が認められる。
>>平田さんは口封じのために殺害したと推認され、
動機は自己の保身のためで、
全く酌むべきところはない。>>さらに山田被告の説明では、
平田さんが仲のよかった星野君の
遺体の遺棄を手伝うといったり、
自分を縛りつけた被告と一緒にい
たいと言ったと話したりするなど、
被告の弁解は荒唐無稽で明らかな
うそ、全く信用できないと指摘。
被告は何度も服役し、
人を傷つける行為は加速していて、
とうとう殺人という行為にまで及

んだ。
もはや後戻り不可能な所まで深ま
っており、
更生は困難として、
死刑を求刑しました。
山田被告の弁護人は最終弁論で、
星野君の遺体の解剖医は、死因不明と判断していて、窒息死とはい
えない。
平田さんを口封じのために殺害したのなら、
見つかりにくい柏原に遺体を遺棄
するのが普通で、高槻まで運ぶ必
要はなく、合理的な思考ができて
いないことからも、
心神耗弱状態だったと反論。
星野君については無罪を主張。平田さんの事件は、
傷害致死にとどまるとして、
懲役12年が相当だと主張しました。
山田被告は、
最後に意見を求められると、
死亡した2人に謝罪。
>>平田さんと星野君に対しては、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
私は法廷では、当時の記憶に基づ
いて、
本当のことを話しました。
>>2人を殺害したという直接的な証拠はない中、
裁判員は山田被告の供述をどう判
断するのでしょうか。
判決は来月19日に言い渡されま
す。
>>若一さん、

更生は困難として今回、死刑が求刑されました。
>>そうですね。
後半ずっと流れを見てましてもね、殺意の否認から始まって、
要するに、
殺人者であったとしても、
人間として最低限の反省心といい
ますかね、誠意といいますか、
そういうものがどこかかいま見え
るならまだしも、全くそういうも
のが見えなかったですね。
全く言ってることになんか真実味
がないといいますか、
恐らくうそにうそを重ねる多い行き方をしてきたという形にしか見
えないという被告でしたね。
>>本当に申し訳ないと思うので
あれば、本当のことを、山川さん、
しっかりと話してほしいと思いま
す。
>>そうですね。
その本当のことがどこにあるのか
を探していくのがこの法廷でやっ
てることなんですね。
やはり検察側が死刑を求刑しているということは、2人の少年少女
を殺害したということであれば、
死刑判決というのは当然ありうる
ので、いかにそれを回避するかと
いうことを弁護側もこの被告本人
も考えながら、この法廷に臨んで
いるわけなんですね。
ここで判断を迫られるのは、