ふたを開けてみないと分かりませんので、これ、大阪、
勝つもんだと思って、
ちょっとこの先の話を考えてみたいと思います。
＞＞この先も大事ですよね。
＞＞この先も大事なんです。
必ずしも勝った、
ＯＫというだけではなくて、
必ずしも完全に喜びきれないとこ
ろがありまして、それは何かとい
うことなんですが。
これが万博の会場イメージです。
これ、
もちろんＣＧですけれども、これ、
夢洲という大阪港に浮かぶ人工島。
で、
こういうふうな感じの万博にした
いなと、
今、大阪の誘致委員会はイメージ
しているわけなんですけれども。
今、この夢洲、どういう状態なの
か、まさにきょう、
ヘリコプターで空からその様子を
撮ってきました。
こんな感じになっております。
＞＞何もないですね。＞＞実はもちろん、
何もないんですけれども、
何もないどころか、
まだ埋め立てが全然進んでいない
という状況なんですね。
＞＞この水のように見えるのは、
この間の台風の影響ですか？＞＞ではなくって、
これ、
そもそも護岸の周りから先に造って、その中に土とか、
あるいはごみなどを入れて、
埋め立てていくというプランですけれども、
そこにまだ土砂とかを入れきれて
ない。
＞＞埋め立てられていないという
ことですか？
＞＞埋め立てられていない。です
から今もこのように、
ダンプが今でも１日１５０台来て、
この土砂を入れたりとか、
一部についてはごみをここに最終
処分地にすることで、
埋め立てをしているということな
んですね。
＞＞でもそれはもちろん分かった
うえで今回、
万博の誘致先として挙げてるわけ
ですよね。
＞＞改めて今、どういう状況か、
静止画で見てみますと、これ、
夢洲という、人工島ですよね。
＞＞夢洲ですね。
＞＞夢洲ですね。
今、この一部をコンテナヤードと
して使っていて、これ、今、とて
も今、
活気があって、よく使われていま
す。
この横にその働いている方たちの
ためのコンビニが１軒だけありま
す。
反対側の端には、ソーラーパネルの広大な土地がありまして、
真ん中のこの辺りは、今、話にあ
りましたように、まだ埋め立てが
できていない、
これから埋め立てなくてはいけないという所が、
こういった所ですよね。
このペースでいくと、まだあと２０年かかる、完成まで。
＞＞もともとは２０３８年度に完
了予定だった？
＞＞完了するであろう。
今、大阪市内で公共工事などで出
来た土砂とか、
あるいは大阪市内で出
来たごみを、どんどんここに入れ
て、埋め立ててるんですけれども、
今のペースでやっていくと、２０
年かかるということです。
＞＞間に合わない。
＞＞いや、これだけじゃないし、
交通の便利もよくしないといけな
いし、埋め立てるだけじゃすまな
いじゃないですか。
＞＞そういうことですよね。
＞＞これ、大丈夫なんですか？
＞＞やることいっぱいあります。
先ほどのこの夢洲の上でどういう
ふうに土地を使って万博やるかと
いいますと、この下半分の所を大
阪万博の予定地として使うという
ことなんですね。
ですから今、ここの部分について
は埋め立てなきゃいけない、先ほ
ど見ていただいたＣＧでいうと、
こういうような状況にしないとい
けないんですけれども、この広い、
まだ埋め立てていない部分、もう