1周が2600メートルなので、一応計算しますと、
7500個と。
>>すごい数。
しかもそれは第1堤だけですよね。
>>だけです。今回は第1堤だけなんですけど、
この模型でいいますと、
もちろん第2堤にもあったろうし、もちろん本体でもそれぞれの段に
あるので、
もう何万本っていう埴輪があっただろうと。
>>豪華ですね。
>>これを焼いて、置くのすごい
大変だったと思うんです。
>>でしょうね。
あと置くといいますと、石も出て
きたんですよね。
>>次、こちらです。
私の拳大っていいますけど、本当
にこれぐらいの石でした。
それがもう、本当にびっしり敷き
詰められてたんです。
これだけの量をこんだけのことをやってるというのが、
仁徳天皇陵以外では堤の上にこう
いうふうに敷き詰めてるというの
が今のところ、見つかっておりま
せんので、
特別な作業だったんじゃないかな
と。
こういったふうに石を敷き詰めま
すと、
今は古墳は緑ですけども、太陽が
当たると白く輝いて見えるような、
そういう効果があったようなんで
す。
なので、非常に美しく見えたので
はないかと。
>>発掘して分かることも、
やっぱり多いんですね。
>>やっぱりこの時代になぜあん
な巨大な建築物が、
どうやって作られたのかっていう
ね、
考古学だけでなくて、
建築学的にも相当大きな謎が秘められているわけですから、そうい
う意味で、台風とか水害とか、
これからいろいろ出てくる中で、
やっぱり一刻も早く調査をどこま
で解禁するかっていう問題あるん
ですけれども、進めていただきた
いなという気はしますよね。
>>そのあたり、どうなんでしょ
う、今後は。
>>今後ですけれども、やはりそ
のあたりが重要なポイントでして、
将来的な保存ということに関係し
て、
古墳本体のほうにも調査が及んで
いくであろうと。
ただ、そのスパン、
先ほども宮内庁の人に聞いてみたんですけれども、
どれぐらい先になるかは分からな
い。
まずこの古墳の本体は、
実は仁徳天皇陵古墳の場合は、
地震とか災害の影響、
かなり受けてることが、すでに、
例えば上空からのレーザー計算と
か、
そういったことで分かっておりま
して、
古墳の元の形がどういった形だっ
たのかとか、あるいは水がありま
すと、どうしても浸食されて、古
墳がちっちゃくなってしまうとい
ったことがありますので、この辺
の護岸をどうするのかと。
そういったことを将来やっていく
ために、
今回はここを掘って、
将来、こっちに例えば、重機を入れて、作業ができるのかとか、
そういったことも考えていくため
に、これをやっているということ
なんです。
>>でもなんかもっとね、
いろんな人が入れるように、
オープンになってもいいんじゃないかなという願いはあるんですけ
どもね。
>>確かに入ってみますと、
非常に入ったときに感じるすごさ
というのはありました。
>>ありますものね。
>>子どものころから何回もテストにこれ、書きましたからね。
名前。
>>そうですよね、
私たちはもうなじみ深い。
>>行ってみたいなと思いますね。
>>さあ、
きょうは外は北風が吹いて、冬の寒さ、
きれいですけれどもね。
寒さも冬になってきました。
冬といえばイルミネーションです