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2018/11/24(土) 08:00〜09:25 サタデープラス【京都!紅葉生中継★リアル『下町ロケット』秘話★スーパー小学生】[字]


うたんです。
そうしたら、
小泉さんが関西らしくていいねえなんて言われて、ものすごく盛り
上がったんですよ、そのときに。
>>これを機に、
大阪の下町は注目の的に。
思いつきで生まれたまいど1号の名は全国へ広まっていった。
>>社長、どうするんです?
もうこうなったら後戻りできませんよ。
>>そんなこと言ったって、総理
の前で情けないこと言えるか。
>>そこまで自信があったんです
か、なかったんですかと。
やらんとしゃあないかないかとい
うのがあったんですよね。
>>さらに。計画はどんどん独り
歩き。
>>えっ?まいど1号のCMを作
りたい?
>>下町企業の人工衛星計画に興
味を持った公共広告機構がCMオ
ファー。
社員そろって出演することに。
>>町工場が立ち並ぶ東大阪で、
人工衛星打ち上げ計画進行中。
>>まいど、まいど1号。
大阪のあいさつでんがな。
不景気なんか吹っ飛んでまうわ。
>>このCMで、まいど1号の知
名度はさらにアップ。



青木社長の夢に賛同する若者も集まってきた。
>>僕らにもまいど1号のお手伝
いをさせてください。
>>何かできることがあると思う
んです。
よろしくお願いします。
>>ありがとう。
>>若い人がいっぱいてつどって
くれたいうのも、大きな力やね。
ほんまに、皆のおかげやなと。
こんだけ応援してくれるとおもわへんかった。
>>ブームの後押しでスポンサー
も見つかり、
順調かに見えた人工衛星計画。
しかし、青木社長は大事なことを
忘れていた。
>>それで青木さん、このまいど
1号は何をするための衛星なんで
すか?
>>えっ?なんですか?
>>宇宙で何かをする目的があって飛ばすんでしょ?
>>目的?
>>青木さん。
>>とにかく人工衛星を飛ばすこ
とに必死すぎて、なんのために飛
ばすかは全くのノープランだった
のだ。
>>作ること、それで飛ばすこと

もうそればっかり考えておったん

で、なんで、
若者集めるための手段でやんのや
から、どっちでもええやないかと
いう安易の考えで、
作るからというので、やっぱりちゃう、
作る目的を言わんとあかん。
>>ちょっとだけ待ってくれませ
んか。
>>慌てて連絡を取ったのは、知
人の大学教授。
>>もしもし、青木です。
先生、あの、まいど1号なんです
が、
何か目的がないとだめだというこ
とで。
何かいいお知恵ありませんか?
分かりました。
ありがとうございます。
雷です。
雷のデータを採取するんです。
>>人工衛星の目的は、成り行きで、
教授が研究していた雷の観測に決
定。
こうしてプロジェクトのスタート
から9年。
>>ついに宇宙へと旅立つことに
なった民間企業初の人工衛星、ま
いど1号。
東大阪の街を元気にしてほしいという依頼から9年。
青木社長はその瞬間を一般の観客

席から見守っていた。
>>5、4、3、2、
1。
>>まいど1号、そして、下町の
夢を乗せたロケットは一直線に宇
宙へ。
無事、
予定の軌道にたどりついた。
緊張がほどけた青木社長の目には
涙が。

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