2018/11/25(日) 20:00〜20:45 西郷どん(44)「士族たちの動乱」[解][字][デ]


今 おいが ここにおるのも→
ひとえに西郷先生のおかげでございもす。
分かった。 2人とも もうよか。
しかし…→

国家安寧のためには一日として休むことは許されもはん。
こん川路利良 私情は捨て→
あくまで警察に献身いたしとう存じもす。
失礼いたします!
大久保[外:725B24C5997D38268FD2127520E5B3E8] 大変でございます!
岩倉様が 何者かに襲われたとの


知らせが!何だと!?
赤坂からの帰り道を
数人の刺客が待ち伏せていたと。→
こちらへ。
道を空けんか!(うめき声)
岩倉様!
御無事でしたか!?(岩倉)あ~っ 怖かった!
大久保 怖かった!
土佐なまりのやつらに襲われた。はっ。
まろを襲ったやつらのや… これや!
頼む! 頼む~!→
ああ~っ!
<そして その3日後>
(大木)大久保[外:725B24C5997D38268FD2127520E5B3E8]
岩倉様のお命ば狙うたんは→
やはり 土佐藩士やった。
(大隈)朝鮮使節の一件で板垣さんたちば追い出した→
岩倉様への意趣返しっちゅう
ところですか。
(三条)まあ 何はともあれ→
これで岩倉はんも枕を高うして寝られるわ。
(木戸)まだ油断はできません。
これを機に反乱の火の手が一気に燃え広がる…→
そねなことも大いに考えられます。
(伊藤)佐賀でも 既に江藤さんを担ぎ出し→
政府に抵抗しようと もくろんどる一党が
おるとか…。
(三条)江藤が!? それは ほんまか?
佐賀よりも警戒すべきは…→
鹿児島じゃないんか 大久保君。

なんぼ 西郷君といえど→
あれほどの[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩士族を
一人で抑え込むんは 至難の業じゃ。
万に一つ 西郷さんまで立つようなことに
なったら…。
心配ご無用。
西郷が立つことは… 断じてない。
<そのころ 当の隆盛は…>
糸が そげなこつをのう。「皆さぁを見ちょっと→
腹が立って しかたがなか!」ちゅうて
さすがの半次郎さぁたちも→
そいからは
すっかり 姿を見せんようにないもした。
こんまま 600人をまとめて
東京へ戻ってくれればよかどん→
そいは ちょっ 難しいじゃろのう。
こん熊吉には分かっちょいもす 若さぁ。うん?
若さぁが ただ何も考えずに
温泉に つかっておられるはずがなか。
半次郎さぁたちのために
どげんすればよかか そいを…。熊吉。
はいな。
いした! ないをすっとですか!?おはんは考え過ぎじゃ。
おいの望みはの
一人の百姓として終わるこっじゃ。
あいた~。
終わる?ああ。
縁起の悪かこつを言わんでくいやんせ。
ほいで もう一つの望みは一蔵どんがつくる日本を はよ見たか。
はあ。 そいは どげなもんでごわんそ?

うん?
こげなもんじゃ。
いした!
<しかし この時 既に
政府への不満を募らせる士族たちは→
暴発寸前の状態でした。→
その余波は 鹿児島で大久保の留守を守る家族にも…>
(大久保よし子)
父上は いつお帰りですか?
(満寿)お正月には戻られるとよかですね。
≪(足音)
≪かん賊が~!
≪かん賊 大久保~!
こちらへ!
≪欧米かぶれが!
うっ…。
≪よかぶっせ! いい気になんなよ!
♪♪~
こいは ひどか…。
すんもはん。 怖くて 家にはおられんで。
こげな愚か者が のさばっちょっとはおいの気配りが足らんかった。
怖がらせて すまんかったな。
いえ…。
遠慮せんで
しばらく ここにおればよか。 のう?
私も そう思っちょいもした。
満寿さぁ いつまででもおってくいやんせ。
実は 旦那さぁから
子たちを連れて東京へ来いち→
何度も文をもらっちょっとです。