いやいや…。
<どうかな?>
あっ いい香り。
ホントに。
あ~。
いただきま~す。
はい いただきま~す。
あ~ おいしい あ~ おいしいわ。

(阿部) あ~ うれしい。
<ちょうど お茶請けが
欲しくなって来たところに…>
(露久保先生) こんにちは~。
うわ~ ビックリした。
こんにちは。
露久保先生じゃないですか。
あれ!? 何か すごい極点に
行ったんじゃなかった…?
帰って来たんですか?
グリーンランドから帰って来てます。
帰って来たんですか。


だいぶ前ですよ それ。
あっ 先生が何か。
今日は…。
(露久保先生) …作って来ました。
(渡辺:酒井) うわ~!
すごい!
ハハハ…!
さっきのサツマイモで
作ったんですか?
(露久保先生) こちらの畑で取れたサツマイモを使って→
こちら もちろん 芋けんぴの線の部分は芋なんですけど…。
(露久保先生) これも…。
えっ 砂糖は?お砂糖から作るんじゃなくて?
え~。
あらま!すごいな。
<実は 露久保先生…>
<収穫祭のため 前日から…>
<…をスタート>
<まずは 水あめ>
<どうやって お芋から
あめが出来るの?>
<材料は 里で取れた甘い安納芋>
<ここで…>
決して…。
<サツマイモのデンプンは生では甘くありません>
<けれど βアミラーゼという
酵素が働くと→
デンプンが分解され
甘い麦芽糖になります>
<βアミラーゼの働きが

一番活発になるのが→
60℃から70℃>
<この温度帯でヨーグルトメーカーを使い→
8時間保温>
<βアミラーゼで甘~くするんです>
<デンプンは
麦芽糖に変わっているはず>
<ザルに上げ
液体だけを取り出します>
<これをドロドロになるまで
煮詰めれば→
サツマイモ100%の
水あめが完成です>
<揚げたサツマイモを絡めて…>
<出来ました!>
<お砂糖なしだけど お味は?>
もう ここの芋ばっかり。そうです。
100% この かがくの里で
取れたサツマイモを使った。
(酒井) すんごい おいしい。
ねぇ 違う。
この…。
(笑い)ホントに。
同じ場所で出来たものです。
作り手が違うとですかね?
<その時 小屋に
もう1人の科学者が>
<あっ 川村先生>
(川村先生) 毎回 来ます。
<自然エネルギーに詳しい

川村先生>
<毎年の収穫祭で…>
(阿部) どうでしょうか?
(笑い)
え~!?
<『目がテン!』の発明王…>
<…に乗り出したようですよ>
<今回こそ お湯は出るかな?>
♪~ お湯は出るかな?お湯は出るかな?
どうだろう?
先生 でも…。
ええ。
<お~ 確かに すごそう>
<黒いホースに水を入れ→
太陽熱で温めるのは変わっていませんが…>
<…があるそうで>
温室のようにビニールシートを掛けたんです。
保温ね。
(川村先生) 保温です。
それで 裏側も透明だと