総勢２００人の職人を束ねる、
中本の部長、
辛うま界の赤鬼、
林健二。
＞＞赤鬼、いいね。
＞＞中本全店で、調理やりたいス
タッフが何十人もいて、
ほんの一握りしか調理できないん
だよね。
その中でウィン君が、
調理をするっていうことは、俳優じゃなくて、
中本の一スタッフとして、

本当に厳しくびしびしやるけど、
大丈夫かな？
＞＞はい、よろしくお願いします。
＞＞すごい話になってきたけど。
＞＞中本のスタッフになっちゃってるんだね。
＞＞軽い気持ちでお願いしたのだ
が、
思ったよりがちの雰囲気の中。
早速、
制服に着替えると。
＞＞ウィンでお願いします。
＞＞うち、全スタッフ、
最初にあいさつしてるから。おはようございます。
きょうも一日よろしくお願いしま
す。
大きい声であいさつするように。
＞＞分かりました、はい。
おはようございます！


きょうも一日よろしくお願いします。
＞＞おはようございます！
きょうも一日よろしくお願いします！
＞＞おはようございます！
きょうも一日よろしくお願いします！
＞＞よろしく！
＞＞お願いします。＞＞なんだ、今の？
＞＞森崎ウィンが心に秘め続けた、
究極の激辛ラーメンとは。
＞＞中本５０周年ですから、もう
ミャンマーと中本融合させて、
世界に進出します。
＞＞というか、
そのクーラーボックスは？
＞＞見たいですか？
＞＞見たいです。
＞＞出しましょう。
＞＞ハリウッド俳優、
森崎ウィンが、
夢だった蒙古タンメン新メニュー
作りに挑む。
＞＞中本５０周年ですから、もう
ミャンマーと中本融合させて、
世界に進出します。
＞＞世界？
＞＞社長に認められれば、そのメ
ニューは即採用。
勝負をかけて森崎が用意した秘策
とは。
＞＞これです。

たらん。
＞＞おーっ。
＞＞赤唐と青唐は基本中の基本です、もうミャンマー料理なら。
＞＞食材、持ち込み？
＞＞なんと森崎自前で食材を準備。早速調理スタート。
まずは油をなじませる。
すると。
＞＞うわっ、これ、むずいですね。
＞＞だから、
やっぱり自分調理始めて、みんな、
やっぱり腕がぱんぱんになるね。＞＞これはすごい。
＞＞初めに林さん指導の下、
具材炒め。赤唐辛子、
青唐辛子を炒めることで、
香りと辛味が激増。さらに。
＞＞たらーん！
ボタンエビでございます。＞＞ボタンエビ？
＞＞ボタンエビでございます。
＞＞へぇー。
＞＞やっぱりエビは、マストアイ
テムですね。
＞＞結構入れますね。
＞＞ミャンマー料理では、
エビがだしの肝になってきたりと
かするんで。
日本でいうとやっぱりかつお節的
な。
＞＞実はミャンマー、
エビが水産物輸出の７割以上という、エビ大国。
合わせるのは。

＞＞スープね。
＞＞はい。
＞＞中本秘伝のスープ。
ここで、森崎が。
＞＞たらーん。
特製スパイスでございます。
＞＞特製スパイス？
＞＞森崎みずから、
カイエンペッパー、クミン、ナツメグなどをブレンド。
ミャンマー風の特製スパイスで、