2018/11/27(火) 18:15〜19:00 キャスト[字] インフル服用1回の新治療薬!!▽フィギュア新女王!!紀平梨花の素顔に迫る
きます。
数が増えるほど重症化するわけで
す。
そこで、タミフルやイナビルは
増殖したウイルスが「外に飛び出る」のを抑えます。
一方のゾフルーザは、「増殖自体
を」抑えるという
世界初の働きを持っています。
「より手前の段階」でウイルスの動きを封じるため、
効果が早く表れ、
しかも、効き目は長く続くとされているんです。
だから1回飲むだけでOK。
上「簡単に言うと大塚さんは、
ゾフルーザという薬はスゴイ薬だ
なと思います?」
大「と思います。思います」
そして、薬局も、ゾフルーザに
注目しています。
発売元の塩野義製薬は、ゾフルーザの売上げを
今年度130億円と見込んでいます。
インフルエンザ治療薬の国内市場は
年間およそ500億円と言われている
ので
その4分の1を狙う計算です。
他社は逆に、ゾフルーザにシェアを奪われることを予想してか、
昨年度に比べて大幅な減収を見込
んでいます。
イナビルは25%のマイナス。
タミフルにいたっては66%もマイナスです。
「この製薬業界では年間1000億を
売れるのを
「ブロックバスター」という言い
方をするんですけど」
上「ブロックバスター?」
大型の爆弾という意味もあるこの言葉。
要は、会社を引っ張るほど売れる
薬を指すんだそうです。
大「当然、ゾフルーザもブロック
バスターになり得る」
ただ、ゾフルーザさえあれば、
ほかの薬はもう要らない、というわけではなさそうで。
大「やっぱりウイルスによって、
変異が起きたりするので、
やっぱり我々は鉄砲玉は
いくつも持っておく方がいいとは思いますのでね。
で、患者さんによっては
効く効かないが出てくる可能性がありますので」
上「じゃあそれぞれ製薬会社が
いろんなインフルエンザ薬を出すっていうのは、意味があると?」
大「はい、意味はあると思います
」
ゾフルーザのような大ヒットしそ
うな新薬を開発するには、
かなりの時間とお金がかかってい
るとよく言われます。
そのあたりの苦労についても聞い
てみました。
上「今まで研究されてきた薬のな
かで
研究費どれくらいかかってたりす
るんですかね?」
上「い、1000億?」
大「それぐらいかかる薬もあります」
大「あとは、10年以上の仕事にな
りますのでね」
上「10年以上の仕事がかかるんで
すか?薬」
新薬の開発に成功する確率は
一般的に3万分の1と言われ、
製薬会社の研究者として定年まで
勤め上げても
一つも作れずに終わる人も珍しく
ないそうです。
「もうその積み重ねです」
何千億円をかけて
何十年かける薬もあるので。
ただ皆さん気になったのが、
新しい薬、ゾフルーザなんですが。
値段を見ると、
1治療当たり
4789円。
ここに保険が入るから、
実際に払うお金は平均化されてくるとは思いますが、
ちょっとお高めです。
でも忙しいし、
早く仕事に復帰したいしとなれば、
魅力的ですよね。
すごくつらいのもわかっているか
ら、
それが1回できくとなると、
それを聞いただけでうれしいですね。
飲みたくなるでしょう?
はい。
どうやったら
ゾフルーザを飲むことができるのか。
それは実は…お医者さん次第なん
です。
というのも、お医者さん行ったら
分かると思いますが、新薬に対し
て積極的なお医者さんもいれば、