2018/11/28(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!京都市洛西竹林公園の魅力に迫る】[字]


海外に日本人を外に出そうという話で、
政策が始まったのがこの移民なん
ですね。
ですから、
外国人を入れるだけではなくて、日本人を外に出すというところか
ら、実は始まっている。
ハワイ、
アメリカ、
中南米というような所に、日本人を出していくんですね。
そして戦争が始まっていくと、今


度は労働力が不足するというふう
になる、
若い男性の人たちはみんな戦場に行って、
兵士として出征していったので、
その労働力を補うために、
今度は国家総動員法という法律を
作って、
未成年ですとか、女性を工場で働
かせた。
今、韓国との間で問題になってい
る、
当時、朝鮮半島は日本の植民地化
でしたので、
この朝鮮半島の人を、
徴用工という形で動員をするというようなことで労働力を確保して
いたわけですね。
一方で、
この最初に海外に出していった人

たちというのは、日本人はこのと
き、アメリカとの戦争がありまし
たので、
アメリカで非常に厳しい差別に遭
ったり、
強制収容所に収容されたりという、
移民も苦難の歴史、これ、
日本人も非常に過酷な歴史を背負
って生きるということになったわ
けですね。
戦争に負けてから、
今度は国が荒廃して経済もぼろぼ

ろになっていた。
じゃあもう労働力は今、
使いどころがない、余ってしまったということで、
食糧難という問題があったんで、
今度また日本人を海外にやはり出そうということで、
また移民政策というのが動きだす
んですね。
この最初からここまでの間に、
70万人を超える日本人が実は海外に労働力として移民をしていっ
たということ、今、映像出ていま
すけれども、これ、ブラジル丸と
いう、非常に有名な移民船で、特
に中南米に、
たくさんの人が出ていったという
映像なんですね。
そしてそのあと出ていった人たち、
日本は高度成長に入っていく中で事実上、
労働力というのは必要になってく
るので、
移民政策というのはなくなってい
く。
しかし今度、
バブル経済がさらに加速していくと、
労働力というのは足りなくなって
いくということで、今、
問題になっているこの技能実習制
度というのが、
このタイミングで始まっていくと
いうことなんですけど、すぐにバ
ブルが崩壊して、

また経済が悪くなっていくので、
この制度で入ってきた人たちとい
うのは事実上、
もう不況の中で目の届かない所で
ほったらかしのような状態になっ
てきて問題が深刻化してしまう。
日本人がやらないような厳しい環境の仕事をするような外国人方が
増えていくという中で、問題は深
刻化するんですね。
今、ここにきて少子高齢化、
外国人を受け入れていかないといけないという流れになってきたと
いうことですね。
>>なので、
時代に合わせて日本人も外に行っ
たり、
人材が不足しているといったら海
外から人が来たり、赤星さん、形
を変えながら、
私たちもずっとつきあってきた問題ではあるんですね。
>>そうなんですよね。
だから今、こうやって見ると、
やっぱりバブル期のときに、
技能実習制度というのを開始して、開始はしてるんですけど、結局、
日本の現状によって、
外国人の待遇とかも変わってきてしまうっていうことが実際にある
ので、
外国人もやっぱり仕事を求めてこれから日本に来たいっていう人も
いるとは思うんですけども、
でもやっぱりこういうの過去にあるってなってしまうと、いくら窓
口を広げても、