2018/11/29(木) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝車修理店の仲良し夫婦初デートで夫に幻滅▽嵐山貴重な和風邸宅】
お父さんが何歳でも、
いいです、正直。
◆77。
◆77。
二十何年前に取りに行ったんですか。
◆そうそう。
◆ほな、50を回ってから?
◆そうそう。もちろん。
奥さん、年聞いても大丈夫ですか。◆私、69歳です。
◆69。
ほんなら、
それこそ50を前にして。
◆四十幾つで。
◆四十幾つで?
◆いや、主人と娘が走り出したら、
楽しそうにしてるから、私も負け
じと取りに行ったんです。
◆お父さんはわかりますよ。
男やし、
車屋さんやから、
バイク乗りたい気持ちもわかるし、
何で奥さんまでがそれ?
◆だって、つまらないじゃないですか、家でじっとしてるのは。
主人が楽しそうに走り回ってるの
に。
◆そう言われたらそうですけど。
◆2人でツーリングを楽しむ仲よ
し夫婦ですが、
さかのぼること50年前。
2人の出会いには奇妙なご縁があ
ったそうです。
◆もともと出会いは何なんですか。
◆二人の出会いは、
おばあちゃんの
お通夜の晩に、
親同士が決めて。
◆お通夜の晩に?
◆私のおばあちゃん。
◆おばあちゃんのお通夜で。◆ちょうど向かいの家だったんで
すよ。
◆ほんで、そこで…。
◆結婚さそうということで。
◆それ、ちょっと、
それって、昔ってそんなことはよ
くあったんですか。
◆いや、私ら、昔いうても、
私らの時代やから、
もっと昔やったらわかりますけど
ね。
でも、この子がいい言うて、
うちの母が気に入って。◆えっ?
◆ノブちゃんでなかったらあかん
って。
◆ノブちゃん、そのときどんな心
境やったかどうかです。
◆いやあ…。
◆ノブちゃんはいてはったんですよ、ここに。
その事務員さんに一緒にならそう
と思ってたらしい、
ここの身内は。
◆お父さん、どこまで行ってたん
ですか、事務員さんとは。
◆ほんまあれよ…。
◆手は握りました?
◆いやいや、そんな…、
俺、そういうことは大嫌い。
◆あきません?◆絶対あかん。
◆真面目やもんね。
そやから、縁談が決まって初めて
デートに行っても、
「こんにちは」と「さようなら」しかしゃべらない。
◆昭和の男やなあ~、お父さん。
縁談決まって。◆一番嫌やったんが、
喫茶店入ったんですよ、難波でね。そしたらね…。
◆ここで問題!
◆言うても古い古い昔のお話でご
ざいますが、
でも、男というのはやっぱり昔は、
しゃべらないというのが一つあったのか、
「こんにちは」と「さようなら」
だけですよ。
◆それはもうちょっとしゃべって
ほしい。
◆デートに行って
これはなかなかすごい。◆だけど、
初デートというのは勝負やから、
めちゃ難しいよなあ。俺も初デートのとき思い出したわ。
夕方になって、公園でええ雰囲気
になって、
女の子が
肩にこうしたんですよ。もう言うたら、
求めてるわけじゃないですか。
そのとき、重い言うてしまったも
んね。
◆若いとね。
◆若いと。
ポイントがあるからな。
難しいなあ。
◆お幾つぐらいのときの?
◆もう高校生終わるぐらいのとき