2018/12/01(土) 16:35〜17:20 みやざきスペシャル「西郷どんの“素顔”〜徹底トーク!宮崎×西郷隆盛」[字]
ふるさと 鹿児島に帰り着きました。
そして 明治10年9月。
城山の戦いで西郷は力尽きます。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩軍と政府軍 合わせて1万3,000人が
命を落としました。
自伝も 一枚の写真も残さず→
生涯を閉じた西郷隆盛。
謎を残しながらも
今も人々の敬愛を集めています。
さて ここからは 幕末から
明治維新にかけての歴史に詳しい→
研究者のお二人に加わって頂きます。
今日は よろしくお願いします。(2人)こんにちは。
軍服を焼くシーンっていうのは
有名ですけど。
…とも言えますよね。
原口 泉さんは 「西郷どん」をはじめ→
「篤姫」 「翔ぶが如く」と→
数々の「大河ドラマ」の時代考証を手がけています。
西郷自身は やっぱり…
家近良樹さんは 去年大著の評伝を出版するなど→
新たな角度から西郷を見つめる
気鋭の論客です。
西郷どんの知られざる実像
そして 底知れぬ魅力について→
西郷の息遣いが残る
この家で語り合います。
今日は この座談会のために
特別な場所を お借りしたんですよ。
うわ~ すごい。
ここで。
ここで座談会を。
小日向さん ここは 西郷が→
和田越の決戦で敗れたあと→
幹部と共に最後の軍議を行った場所なんですよね。
わ~ 西郷さんがいる。 お邪魔します。
すごいリアルですね。
その軍議の様子が こちら
人形で再現されているんですよね。
ここで どんな思いで
軍議されたって思われますか?
絶望感。
すごい おっきい瞳ですけどちょっと遠くを見つめてるようなね。
私も鹿児島から来ましたけどね
延岡 ここ遠いなと思います。
やっぱり…
心は桜島に。
では ここからは 西郷と
この宮崎県にまつわる話から→
西郷の素顔を探っていきます。
では まず 食に関する話題からです。
300年以上の歴史がある
延岡市北川町の吉祥寺。
明治10年の夏 最後の決戦を前に→
西郷が[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩軍の幹部らと共に宿泊した場所です。
失礼します。
あの浴衣姿の男性 もしかして…。
おじゃったもんせ。
どうぞ お座り下さい。
西郷隆盛さん?
いえいえ…。
西郷どんをイメージした着物姿で
迎えてくれたのは→
地元の役場職員 杉野孝行さん。
北川町と西郷の関わりについての→
ガイドを務めています。
この寺に泊まった西郷。
住職に 地元のそば粉を使った
そばがきを振る舞われました。
昔は そば粉にお湯をかけて練ったものを
そのまま食べていました。
その そばがきを 西郷は
7杯もおかわりしたそうです。
寺には
その時に使われたという茶わんが→
140年たった今も大切に残されています。
住職のもてなしを受けた3日後西郷は 和田越の決戦に臨みました。
そばがきって 結構おなかいっぱいになる
感じがあると思うんですけど。
西郷さん おそばも好きだった
っていう話なんですけど→
結構 戦で転々としてきて
やっぱ そうやって…
西郷さんもね 当時 ここに泊まって
そばがきを食べて→
どんなお気持ちだったでしょうかね。
これから和田越の決戦を前にして。
西郷隆盛も もう最後…
そういうところも考えてこういう一つ一つのことを→
楽しんでというか感謝していたんじゃ
ないかなと思うんですけど。
いかがでした?
宮崎の県北の方も→
こんなに西郷さんのことが好きって
知りませんでした。ねえ。
7杯も?
7杯。
いくら地元の方が作って下さった
そばといえね。
やっぱり