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2018/12/02(日) 20:00〜20:45 西郷どん(45)「西郷立つ」[解][字][デ]

<明治8年。→
隆盛が 荒れる士族たちのために
私学校を建てて1年。→
その門をたたく者たちは後を絶たず
生徒の数は 2,000人を超え→
更に増え続けておりました>
(新八)吉之助さぁ。(隆盛)うん?
おお 新しく入ってきた者たちか。
ああ。 入ってよかでごわすか?
ああ よかよか。 入れ。
(一同)失礼いたしもす。
みんな よう来た。
おいが西郷じゃ よろしくの。
(一同)よろしくお願いいたしもす!
伴 [外:B050B783E1401CDA1EAE32C4741BA775]原 おはんら もっと前へ来んか。
元庄内藩士 伴 兼之と申します。
同じく[外:B050B783E1401CDA1EAE32C4741BA775]原政治です。
どうしても ここで学びたかっちゅうて
わざわざ庄内から来てくれたとじゃ。
西郷先生は 敗れた庄内を
寛大にお許し下さった。
我ら その大恩を聞かされて育ちました。
是非 一緒に学ばせて頂きたい。
のう よろしくの!
菊次郎 みんなを案内せえ。(菊次郎)はい。
おはん 野間口じゃなかか!
久しぶりじゃのう。
お久しぶりでごわす!
[外:B1177C2EA37A69B67747287050F28F41]脇 おはんも東京から出てきたとか!?
おお…!


(中原尚雄)晋介!
(別府)中原!
(中原)元気じゃったか?戊辰の戦以来じゃな!
おいも政府のやり方に うんざりして
出てきたとじゃ。
じゃったか…。 よろしくの!
おう。
(川路)近頃の新聞は
政府への批判のために→
西郷先生を祭り上げ
不平士族たちをあおっております。
(大久保)士族の反乱を芽から摘み取る
新しか策を考えねばならんな。
(川路)はっ。 既に内部に
密偵を潜り込ませております。
故郷 [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩に賊の汚名を着せてはならん。
全て お前にかかっておる。
私学校から目を離すな。
<このころ父は 私学校を若い者たちに任せ→
私を連れ
開墾できる土地を探し歩いておりました>
あ~ ふっとかなぁ。
牛や馬より よう働きそうじゃ。
じゃっどん 牛よりも
飯を よう食いそうじゃのう。
そんとおりじゃ。
昔から 牛男ち呼ばれちょったもんでの。
(笑い声)
菊次郎 こいを載せっとじゃ。
こげんですか?


立派 立派。
<今思えば これが 父にとっても→
最後の幸せな日々だったのかもしれません>
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
<この日 私は父の帰りを待ちわびておりました>
(犬の鳴き声)
(熊吉)若さぁのお帰りでございもす!
(雪篷)お~ おやっとさあ。
(一同)おやっとさあでございもす!
いまじゃった。
(雪篷)ああ おやっとさあ。
おはんら 菊草じゃ。
<私の妹の菊草が引き取られてきたのです>
(糸)菊草さぁ
遠かところを大変でしたね。
菊草 母上じゃ。 御挨拶をせんか。
やっけなりょんかな。
お世話にないもすち言っちょいもす。
(島の言葉で)
兄ぃ。
よろしくのう。
<年が明け 明治9年3月のことでした>
(篠原)こげなこつ 聞けるか!侍が刀を持たずして何とすっか!
(大山)刀を引き渡せとは言うちょらん。

そげんして 腰に差してはいかんち言うちょっとじゃ。
(辺見)刀を腰に差さんで
どこに差せっちゅうとじゃ!
(一同)そうじゃ そうじゃ!
知らんぞ…!刀狩りに遭っても知らんぞ!
こん私学校は
既に政府にも目をつけられちょっ。→
よう考え!
聞けん!
帰れ!

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