2018/12/05(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!日本最大級の横穴墓群が大阪に「高井田横穴公園」】[字]
>>このずれというものをどうやって埋めていくのかということな
んですけれども、
実は日本も韓国も両方の政府は、
そのあといろんな歴史の問題があ
るたびに、
これはもうなんとか歴史の認識を
解決していかないといけないとい
うような認識をやっぱり持ってい
て、
一緒に歴史共同研究をやりましょ
うというチャレンジをやっぱりし
てるんですね。
これは2001年に小泉元総理と、
このキム・デジュン、当時の大統
領が、
歴史の事実の認識を、一致を目指
そうということで始めた。
1期と2期、
非常に長い期間行われていまして、3年ずつなんですけれども。
安倍政権の第1次のときも実はか
ぶっている、行われているんです
ね。
この2期のときの報告書というものをちょっとお借りをしてきたん
ですけれども、3冊並べています
けれども、これ全部ですね、
2期で行われた、
全部別のものですね。こんなに実は分厚い、
非常に重たいものなんですけれど
も、これ、
中谷さんちょっと持ってください。
>>かなりの重たさですよ。
もう百科事典みたいな。
>>これだけ日韓の間の研究者が集められて、
この歴史の共同研究をしたんです
ね。
これだけの量があるということは、
日韓の歴史というのは、
戦争中の間の歴史だけではなくて、
もっと長い期間、
交流の歴史があって、そこを全部、
洗い出して報告書まとめてるんですけど、
実は肝心要の戦時中の認識が一致
していないところについては、
全く一致させることができなかっ
た、
結局。
失敗してしまったということで、
具体的にそのとき、
どんなやり取りがこのテーブルで行われていたのかということなん
ですけれども、
一つの例でいうと、
竹島ですね、
島根県の竹島、韓国ではドクトといいますけれども、
そこの記述を書くときに、韓国側
はまずは、
ここは韓国の領土だということを
前提にしてからじゃないと、
この話は始められませんというふ
うな話になった。
それから歴史教科書の問題でも、
慰安婦問題、これはもう日本の教科書がそもそも間違っているから、
改めさせたいんだというような、
政治的な意図というのは非常に感じたというふうに、
参加をした委員の先生は言ってい
るんですね。
これは逆に日本からしても、
なかなか受け入れ難いというようなことになったんで、
お互いのリーダーが始めた。
これ非常に大事なことだったんですけれども、
政治の論争の場所にこの研究者の
皆さんが巻き込まれて、
非常につらい思いをして、
本当に大変な場になって、
成果が十分に上げられなかったと
いうことで、
じくじたる思いがあると話してる
先生が非常に多いわけですね。
>>ではね、
答えがなかなかでないものではあると思うんですけど、これは結論、
どういうことになるんですかね。
>>どうしていくのかというのは、
VTRにもありましたけれども、
実は、
日本と韓国のこの歴史共同研究の
中で先生たちが言っているのは、
これは、
お互いの国の見方を、
両論併記ということすらやっぱり
できなかったんだと。
それだけ日韓の歴史認識を巡る交
渉というのは、
認識を一致させることは、
非常に難しいということがやっぱり分かっているので、
じゃあ国際司法裁判所なんかの場
に、その話を持っていって、
もうこれは大人と大人の関係とし
て、
世界にジャッジをしてもらおうと
いうことも非常に大事なんじゃな
いかということに今、なってきて