何でそんな嘘つくのか
理解できないんだけど
いや してない してない
大雅が嘘ついてるの?
嘘つく必要がない
今 この話において
あっ まあね だから→
勘違いじゃないのかなと思って
えっ…?
俺 言ったっけ そんなこと
だって…
キスしてないから キスしたなんて言うはずないしな
いや 言うたちょっと待って 待って
これ ちょっと違うよ 何だろ これ
二人とも本音なわけ?
こいつ ひどい
(小木)ヤバいわ
二人とも いいなあと思ってるよ
もちろん
どっちの方が好き?
わっ 蘭ちゃん 大人やな(小木)蘭ちゃん すごいな
どっちの方が?
(蘭)うん
蘭ちゃん でも 冷静やもんね
冷静ですね
こんな黙るとこ?
えっ マジ何か…
ビックリなんだけど
(クロちゃん)違う だって…
黙るとこじゃない
ねっ
てか ホントに 何かもう いいや
いや 「もういいや」じゃないえっと… ホントに…
(莉音)もう マジでいいや 私…
無理だわだって こういうのってさ…
分かんないじゃん
途中経過じゃん まだ
まだ 途中経過じゃん
いやいやいや
好きだよ
どっちが?
(小木)うん どっちがよ?
どっちもはっ!?
(クロちゃん)
ホントに 本気で好きだよ
マジ キモいんだけど
いや こんなはずじゃないから
自分勝手すぎない?
待って こんなはずじゃないから
これ 何か違うから何か 積み上げてきたものが…
骨折したら もうそこの骨折箇所…
骨折じゃないから! これ
ヒビ?
もういいや 私 もう行く
どこに? どこに行くの?
莉音
お前 よう帰ってこれたな 今日
怖い 怖い 怖い
(小木)何だろう これ…
(ノック)
(歩実)大丈夫?
何が一番ショックかっていうのは
うん…
何か どっちが好きなの?みたいな
うん
あの時に何か…
答えられないの?って… こんだけ私のことを「好き 好き」言ってて
(クロちゃん)
ホント選べないの 今
今 選べないの マジで選べない
いや ホントにどっちも だっていいとこあるから好きなの→
知れば知るほど
好きになってきてるよ
(小木)そんなやつ やだ どっちも
選べないって言ってるやつ やだわ
もう 「人として」や もう
自分の気持ち 嘘つきたくないから
今までの恋愛って 俺
そういうふうにやってきたから
メッチャデカい ため息つかれてる
自分が欲しいなと思ったら
手に入れたいから
もっとキレたいやろな
まあ 年上やしな
10個ぐらい上やし
メチャ ショック受けてたからね
あんな顔 見たことないけど
大雅は ちょっと莉音ちゃんのこと気になってるのよね
(建太)信頼してたっぽいし確かに 確かに そやな
(クロちゃん)えっ 分かんない
俺 そんな悪いことやった?→
分かんないんだよ
ホントに どっちも好きだからさ
いや こいつ ホンマ…
ということで…バレた ということですね
バレたということで
まず前半戦 終わりました
そりゃそうなるやん
分かってたはずやもん
何で こうなるの分かってて