2018/12/05(水) 23:00〜23:30 ねほりんぱほりん「LGBTのカップル」[字]
私が産んだ子なんですね。→
で 次女は3歳で…。
(ハルコ)私が産んでます。
それは どっから来た子ぉ~?
ヤバい。 あまりの急な情報にYOUさんが壊れてしまった。
(笑い声)
お父さんは?
お父さんは 精子バンクから。
ああ!精子を提供してもらって。
なるほど! でも その 子供を産もうと
思ったきっかけって 何なんすか?
もともと ハルコが
子供欲しい願望 強くて→
私は まあ諦めてたというか。
「でもさ」って。「50 60 70と年を重ねたあとに→
振り返って やっぱり
産んどきゃよかったって→
絶対に絶対に後悔しないの?」って
ハルコが詰め寄った日があって。
(笑い声)
で 1年半から2年弱押し問答が始まるんです 2人で。
私たちみたいな一般的じゃない親を持つ
子供って分かったら→
いじめに遭うんじゃないか とか→
パパがね いないけどそれを どう説明したらいいのかとか→
いろんな側面で考えた不安を→
毎日 1日1問ずつ投げかけるみたいな日々があって。
そうすると ハルコは?
でも 答えはないんですよ。
ないけど
いろんなこと考え過ぎると→
私たち性的マイノリティーは
何もできなくなってしまうので→
まずは 一歩踏み出そうと決意。
進もうよ!そう。
でも 一番思ったのは
彼女と子育てをする営みは→
すごく幸せだろうなって
思えていくんですよ だんだん。
で 2人とも決意したと。
そうですね。
そして2人は 精子を無償で提供する→
精子バンクのサイトにアクセス。
容姿や学歴などの希望を伝えると→
1人の男性を紹介された。
年齢的には
いくつぐらいの方だったんですか?
20代ぐらいでしたね。
あら。
(カナ)喫茶店で
ちょっと面会させてもらって→
第一印象もステキな方で 優しそうで→
一番なんかこう私たちが大事にしたいポイントが→
パパに会いたいって
子供が言った時には→
「自分がパパだよ」っていうふうに
名乗り出てもいいし→
私たち側のタイミングで
会うことも可能だよって。
子供の育つ権利とか 子供が
自分の出自を知ることの権利が→
一番守られるべきというか→
それが大切だと思うからっていう考え方を持ってらっしゃる方で。
もうなんか…
(笑い声)
…って思いますよね。
うん。 「あれ?」みたいな。
わざわざ間接的にもらうより…
YOUさんね 時々ね そういう…
ちが… だって! もう…
で その精子の受け渡しとかってどうやるんですか?
排卵日の検査をして
月に1回 排卵が近づきました→
「今夜です」って 電話とか 連絡すると→
「じゃあ 用意します!」っていう。
ほう~。
え?入れましょうって言われるとそれ もう ちょっと…。
それは やっぱ その こう 体内に。
あ そうですね。
お医者さんが注入してくれて…。
医者は使えないんですよね。
私たち 結婚してないカップルなんで→
自分たちで やんなきゃいけないんですよ。はい?
お医者さん やってくれないんすか?
(ハルコ)ダメなんです。
お医者さんは もうダメなんです。
えっ えっ えっ えっ えっ えっ…
ここで 人工授精について解説しましょう。
そのため 同性カップルの多くは精子を提供する団体や個人に頼り→
自力で受精する道を選ぶことになります。
一方で 法律上は問題がないものの医療機関を通さない人工授精は→
性感染症のリスクや 親権を巡るトラブルなどの
問題点も指摘されています。
自分たちでするしか 方法がなくて
頂いて 30分以内に→
その精子が死なないうちに 生きてるうちに
膣の中に入れる みたいな。
え? 自分で入れる?
そうなんですよ。
フィルムケースみたいのに