2018/12/06(木) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝元町絵が下手な芸術家&専業主婦からカレー店主へ▽3ケタ物件】
とてもストレスを抱えていたそうです。
◆仕事は楽しくなかったんですか。◆正直言うと、
楽しくはなかったです。やっぱり自分がやりたい、
やりたいこととか、
好きなことではなかったですし。成績も
全然最初上がらないですし、
鬱みたいになってしまって、という時代もあって。
◆ずっとぼうっと?
◆はい、
やる気もない感じです。
覇気がないというか。
正直自分の中でも
一個何かやっぱ環境と
自分を変えたかったんですね。
それが28歳のときやったんです
けど、もう性格とか、いろいろ全
部1回全く違う環境でやって、
変えたかったというのがあって。
◆営業成績の不振から会社での居場所がなくなっていっ
た山本さん。
周囲の風当たりがきつくなるにつれ、自主退職へと追い込まれるよ
うになり、人間不信に陥ったそう
です。
そんな山本さんの気持ちを変化さ
せたのが
スプレーアートを始めたころに起
きた
ある出来事でした。
◆名刺と
作品だけ持って、
僕こんな事やってるんですって。ただでいいんで、
何もお金を取らないんで、何か仕
事やらせてもらえないですかって、
このスプレーでできる仕事を
やらせてもらえないですかって。営業して回って。
そこから、
ただと言ったら、
誰も断らないんですよ。
リスクがないので。
無料でって言っててもお金を払っ
てくれる人もおるんですよ。
◆優しい人がいてますね。
◆中には。
例えば5000円とか1万円とか、
もう一生懸命やってくれたから、持っていってとか。
お金じゃなくてもご飯を食べさせ
てくれたりとか。
そういった方もいてて、
何かそういうのに触れることによって
何か自分としては、人ってすごく
あったかいなと。
◆そこで初めて知った。
◆そうなんですよ。
そういうときの心境を
描いた作品とかもあったりはします、
実際、今、置いてたりもします。
この2つは対照的な作品というか、
感情で描いた作品。
◆全然違うで、色合いが。
◆これも正直、
さっき話したような、
人の温かさを感じたときに描いた
作品。
◆わかりやすいですね。
◆冷たい。
◆これはいつ?
◆冷たい…。
◆これはいつ?
◆これは、いわゆる、鬱とか、
サラリーマンのときの感情を思い
出して描いたという感じです。
こっちで言うと、人のあたたかさ
をもらったことによって、すごく
元気になったんですね。
それが自分のエネルギーとして
力が湧いてる感じをあらわして、
自分の道に
虹がかかってというか、明るくな
っているんですよね。
◆こっちは真ん中の魂みたいなも
のが自分なんですよ。
でも、自分の周りに
何重にもらせんというか
抜け出せない渦みたいなものがあ
って、未来も正直、お先真っ暗み
たいな、先がないというか。
◆そら病気なるわ、
これ。
今は色合いで言うと、ほんなら。
◆もう本当に明るい色合いですね。あったかい、
赤とか黄色とか、
そういう色合いが多いと思います。
ちょっとのきっかけで何か変わると思うので、
何でもやってみるというのがすご
く大事なんじゃないかなっていう。
勇気を出して踏み出してみるとい
うか。
◆苦手な分野のはずですもんね。
本来は。◆そうですね。
◆元気出してもらわなしょうがな