ったんです。
＞＞クレーンゲームの景品自体の
価格の上限が決まっておりまして、
実は。
＞＞じゃあ、
それより安い製品を作んなきゃい
けないっていうことですよね？
＞＞そうです。
＞＞実はクレーンゲームの景品は、業界のルールで、
売値が８００円以下に決められて
いるんです。
その制約のため、作る商品は価格
が安く、
機能を絞ったものに特化。
その結果、
独自の商品開発力が磨かれていっ
たんです。
来年３月、
満を持して発売する新商品が、こちら。
＞＞おー！いい香りしますね、


これ。＞＞そうなんですよ。
＞＞こちらのホットプレート、
なんと、インスタント焼きそば、
ぺヤング専用のホットプレート。
＞＞これ、
なんでまたペヤング専用のプレー

トを作られたわけですか？
＞＞普通のインスタント麺であれ
ば、水を入れて、
ふやかして食べるっていうものな
んですけど、やっぱり焼きそばな
んで、焼いてみたろと。
＞＞なるほどね。
＞＞カップ焼きそばをわざわざ鉄
板で調理する商品なんです。
こちらも温度調節はできませんが、
ペヤングが一番おいしく調理できる温度を研究し、
スイッチをつければ、
その温度をキープしてくれるのでございます。
実際に作って比較してみますと、
ソースが麺にしみ渡り、見た目が明らかに濃く仕上がっております。
＞＞うん！
麺がめちゃめちゃもちもちですね。＞＞そうなんですよ。
やっぱり水分が飛んでますので、
すごいもちもち感があります。
＞＞こうした一点突破家電を作る
技術を生かして、
今後は多機能でお値打ちな家電も
開発していくそうですぞ。
ナンバーワンよりオンリーワン。

一点突破の商品と技術で大手に対抗。
一見、
無謀に思える一点突破という戦略。しかし、
好みやニーズが多様化する現代で
は、
一点突破にこそ、
ヒットの芽が隠れていそうだというのが、本日のカラクリでござい
ました。
＞＞あのスプーン、
試してみたいですね。
＞＞あれでカレー食べてみたい。
何が違うのかが知りたい。
＞＞本当に違うんですか？
＞＞スプーンって、なんかこう、
食べたときに、
ちょっと金属っぽい感じがします
よね。
あの感じがほぼないんですよね。
すごくスムーズに食べられる。
丁寧に磨いてあるからこそだと思
いますけどね。
ですから、
そういった一つの機能をぐんと伸ばした商品と、
あとはもう、ほかの機能を全部そ
ぎ落とした商品、
いろんな考え方があるんですけど
ね、
皆さんも家でも、
たぶん、電子レンジ一つとっても、押したことないボタンって、絶対
あると思うんですよね。

本当これもいらないのになっていう、そういう人々のニーズに応え
ている気がしますよね。
＞＞有馬さん。
＞＞うちね、ガス釜、ごはん炊く
のに、
ただの土鍋？
だけのものでやってたんですよ。
ところが引っ越しをして、ちょっ
と使えなくなっちゃって、
オール電化になっちゃったので、
使えないんですけど、
でもやっぱりシンプルなごはんが
やっぱりおいしいと思ったので。
ちょっと、
まねされましたね。＞＞あれ、
どっちが先かは分かりませんけれ
どもね。
きょうのカラクリでした。
＞＞こちら、
太陽の塔ですね。