2018/12/07(金) 16:47〜17:53 ten.【用途を限定“一点突破”商品はなぜ人気?カラクリ】[字]
事故を起こしてるか、
それはもう一切、
把握できていないということになるわけですね。
そうしますと、技能実習を名目に
して入ってきた人たちを、日本で
の現状というのは、もっともっと
実は、
広がりを持った問題を抱えてると
見なして当然だと思いますね。
>>氷山の一角であるかもしれな
いと。
>>そうです。
>>受け入れとしては、技能実習
生とあと留学生ということで、
日本語、
勉強しに来ます。
そのアルバイトをやってますって
いう話があるんですが、それ以外
に、例えば歌手だとか、ダンサー
とか、そういう技能を持った人た
ちが、タレントとして入ってきて、
でも、タレントではなくて、
やっぱり現場で働いてっていう人がいて、それで相当な数があって、
今、
日本の働き手の51人に1人が外国人、東京は19人に1人なんで
すよ。
そうするとね、漁業だと、
船で網を引くときに、
人数が足りないと揚がらないんで、外国人の働き手の人がいないと、
もうとにかく漁業ができないと、
船出せないというぐらい、やっぱり必要なんです。
だけども、それを言い方悪いんで
すが、ちょっと日本では、
粗末な扱いをしてるんじゃないか
というところの議論をしなきゃい
けないだろうということが、行わ
れていないというのが今の問題点
ですよね。
>>まさに今、漁業の話が出まし
たけれども、ちゃんとやっている
ところも実はありまして、
漁業の方に話を聞きました。
これ、
兵庫県の津居山漁港という所を拠
点に、
カニ漁の漁船の取材を、以前、し
ていますけれども、こちらでは、
インドネシア人の実習生34人を
受け入れて、
ご覧のように、
大変過酷な環境で作業をしているんですけれども、
なんとかこの方たちを日本でうま
く受け入れたいということで、
雇い主の方たちが、
すごくいろいろと心を配られて、
地域に溶け込むようにということ
をやってらっしゃるわけなんです
よね。
例えば。
>>こちらですね。
>>仕事の種類、厳しいとか、
大変な仕事だということだけが問
題ではなくって、
孤立させないことが大事だという
ようなことを考えられて、
地元の秋祭りとか、
運動会に参加をさせることで、
地元の地域に溶け込むように、
どんどんどんどんフォローをしていますと。
ここまでしないと、
やっぱり労働者を外国から受け入れてくるということはなかなか難
しいといえると思いますね。
>>やはり先ほどからありますけ
れども、やはり体制作り、
サポートをどういうふうにするのかというところをしっかりと議論
したうえでないと、若一さん、受
け入れられない。
>>だから、
一番矛盾しているのは、
制度の大本を作っている国が、
実はセーフティーネットも何もほとんど作っていない。
ほとんど無関心で、自治体、ある
いは現場に任せてしまっていると
いうことなんですね。
だから、
現場で問題を感じた実習生たちは、
自分たちの苦難の言っていく先すら分からないみたいな現状があっ
て、だから、
しかたなく失踪してしまうみたいなことがあるんですね。だからこ
れをもっと、一元的にワンストッ
プで見れるようなシステムにして、
そういう現場の矛盾、労働の問題
が全部、
どこかに一元的に集約するような、
それをやっぱり国が中心となって作るということを、
本来すべきなのにできてない、
できてないのにまた今度、
入管法の改正でこういうことをや
っていると。
本当におかしいと思います。