長瀬）　アウトリガー　すごいわ。
＜目指す島まで
　およそ１３ｋｍ＞
＜絶海の孤島
　八丈島のアウトリガーが導いてくれる＞
結構
　離れたじゃん。離れてますよ。
うん
。
＜出航から５分で
ディーノ号は　湾の外へ＞
あっ
　来たね前回　何か　この感じでしたね。
前は
　もう　ここら辺でギャ～ギャ～　ギャ～ギャ～　言ってて。
危ない！っつってね
。
＜確かに→
ＤＡＳＨ島の島陰を出ると遮るもののなくなった風と潮で＞
ヤバい
　あれ　すっげぇ波　高くない？　ここ。
うわ！
　ヤバい！
危ない！

　ちょっと！
＜ここで
　毎度足止めを食らっていた＞
＜そこで
　心強いアウトリガーに→
装い新たな船首像


　さらに→
芸能界の大先輩も
　お目付け役に＞
＜…が！＞
（長瀬）　これ　前　進んでますよね？
進んでる
　進んでる少しずつだけど。
（
長瀬）　風が　ちょっと弱いな。
＜まさかの…＞
＜こうなると　水の抵抗が大きいアウトリガーは→
かえって
　ブレーキに＞
ヤバい
。
進んでるようにも思えない
。
＜くじら島まで
　あと９ｋｍ＞
＜潮の流れに
身を任せるしかない＞
一服するかな～
。
（
長瀬）　珍しいですね。おっ　パイプ。
やっぱりアウトリガー
６人乗っても…。
（
４人）　大丈夫！
暇だな～

。（笑い）
暇だな～
。
＜しかも
　くじら島は→
遠のいているようにさえ
見える＞
＜片や
　近づく者＞
初めてじゃないですか？
（長瀬）　ここまで来たのね。
そう
　あれを越えんの。（長瀬）　ブイ。
あれ
　あれでしょ？
＜それは
　船長たる者の常識＞
あれ
　ちょっと待って。
（
長瀬）　あれタンカー通る　航路なの。
ここから
　もう　タンカー船とかも通る場所だからね。
危ないよね～
。危ないよね。
＜調べてみると→
タンカーなど大型船の航路を知らせる…＞
＜船の進む方向を示し
海の事故を防ぐ＞
＜ＤＡＳＨ島の沖

８ｋｍ地点で見つけた灯浮標は→
赤と白の縦じまで
　航路の中央であることを示すもの＞
＜つまり＞
（長瀬）　ほら　後ろからデッケェの来てるもん　あれ！
ホントだ！
（長瀬）　ヤバいよ　ヤバいよ！
（
長瀬）　向こうからも来てる！向こうからも！
あ～っ！