2018/12/09(日) 20:00〜20:45 西郷どん(46)「西南戦争」[解][字][デ]
叔父上 逃げてくいやんせ。
おはんを置いて行けっか!
(銃声)
あっ!
小隊長!
(宗介)叔父上!
おはんらは行け! 菊次郎を頼んど。
宗介 行け!
行っど!
西郷隆盛が末弟 西郷小兵衛じゃ!
チェスト 行け~!(銃声)
叔父上~!
小隊長!
(銃声)
兄さぁ すんもはん…。
菊次郎さぁ 包帯を替えもんそ。
お~ 西郷様じゃ!西郷様じゃ。 大丈夫か。
西郷様!
まだまだ!
<同じ頃 天子様より命を受けた勅使が
鹿児島を訪れていました>
西郷に 今すぐ改心し
降伏 恭順をするよう→
働きかけてはもらえませんやろか。
(久光)はっ。
そん前に 一つだけ。
(柳原)うん。
聞くところによると
先に視察団を送り込んだのは→
政府の方であったとか。
柳原様 シサツ…こいは 一体 視察でございもすか?
そいとも… 刺殺。
どちらの意味でございもすか?
お答えになられん?
そいが お答えでございもすか。
改心すべきは
政府の方ではございもはんか?
(柳原)久光殿…。→
貴殿 賊の西郷をかばい立てするおつもりか!?
(笑い声)
わしは 時勢に取り残された→
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の芋侍でございもす。
じゃっどん 道理の通らんこつだけは→
断じて承服するこつはできもはん。
<こうして 島津久光様は→
己の意地を貫き通されました。→
田原坂での敗戦をきっかけに窮地に立たされた西郷軍は→
北上することを断念し
人吉へと逃れていました>
あっ… うあ~!
菊次郎さぁ すんもはん。
もう… おいを捨てていってくいやい。
ないを言わるっとですか!そげなこつ できるはずがなか!
頼む。
ここで おいを殺してくいやい。
菊次郎さぁ!
(菊次郎)父上…。
どうか 最期は父上の手で…→
殺してくいやんせ。
もう少しで里じゃ。 おはんら進め!
(一同)おう!
♪♪~
<このころ木戸さんは 死の病に侵されていました>
何でじゃ?→
西郷君…。
ええ加減にせんか!
<木戸さんは そう言ってこの世を去られたそうです>
<大山さんは
鹿児島県令という身でありながら→
父に加担したということで
東京に投獄されていました>
(大山)おお… やっと来たか 一蔵。
おいに会わせろち言い続けちょったそうですね。
こいを知っちょっか? 「今般 政府へ…」。
そいは既に読みもした。
じゃったら ないごて
こげなこつになっちょっとか?
吉之助は おはんと直接話したいだけじゃ。
おい 一蔵 何があった?
友じゃったろうが!
西郷隆盛は 友である前に大罪人です。
西郷が立てば 多くの不平士族が共に立つ。
西郷が生きている限り 日本は治まらん。
ちご ちご ちご… ちご~!
おはんの中に何があったかが聞きたいんじゃ! 話をそらすな!
西郷と そん一党を討ち滅ぼす。
こいを 日本で最後の戦にするために…。
そいが 政府の出した答えです。
そいは 政府じゃなくておはんが出した答えじゃろが 一蔵!
おいが 政府じゃ。
♪♪~
ほうか。
ほいじゃあおはんとも こいで お別れかの。
♪♪~
一蔵。
先に行って 有馬と待っちょっで。 ハハッ。
おはんだけ極楽に行こうちしちょったら足首ガシ~ッちつかわして→
ズリ~ッち 引きずり下ろしてやっで!
(笑い声)
失礼いたします。