2018/12/14(金) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝さん元ホストと元キャバ嬢のおでん店▽オタフクソース開発現場】


そこまで差が出るものなのか!?
まずは、鰻が普段どおりの
つくり方を披露。
今回は、2枚分つくるつもりで
下ごしらえからやってもらいます。
◆これぐらい行ってもらったほう

俺は正直好きかな。
◆キャベツの入ったボウルに、水や粉、卵などを2枚分
一気にまとめて入れていく鰻。


◆そこは片手でやるんや。
◆僕、生卵を飲むの好きなんです
よ。
◆ここでええやん割るの。
さっきはここで割って、ここでええやん、
割るの。
◆ほんでまぜる。大分、まぜたほうがいいんですよ。
◆しっかりと。
◆しっかりとまぜる。
端っこのほうで焼いておくんです
よ。
◆さっきそっちパターン?
◆そうそう。
◆楽しい?
◆オカン、ようやってたもんな、
肉を先に焼くやつね。
行きます!よいしょー。
◆行きますと、よいしょのタイミ

ングが
合うてへんやん。
◆毎回焼くから
結局…。
◆そう乗っけていくんですね。
意味ないと思いますよ、ほんま。
◆ええからな、別に。
褒めるときは褒めたらいいから。
いいんじゃないですか、ちょうどええ感じやと思いますよ。
行きます!
◆いいじゃないですか。
◆何かかちかちな感じするなあ。

◆いえ押したらあかんって言うけど、俺は押していいと思う。
◆めっちゃ押すやん!
◆空気を抜く。
完成です!
◆こうして、鰻の自信作が完成。
そのお味は?
◆食べやすいでしょう?
◆「おいしい」って言おうとして
んけど、
ん?あんまりやなあ~。
◆マジ?
俺が今年食べたお好み焼き史上で
一番、あんまりやわ…。鰻さん、独自でやりましたが、
これ、どうですか。
開業できるレベルですか。
◆家庭ではいいと思うんですけど、お店でやろうと思ったら、
ちょっとNGな部分が少し…。
◆実は、ちょっとしたテクニック

普段のお好み焼きが
ふわっふわにできるという
川本さん。
キャベツの切り方一つとっても
変わってくるそうで…
◆キャベツが粗ければ粗いほど
キャベツを感じやすくなるので、
細かくすると、
今度は生地が主役になります。
やわらかくするために、細かくしていくと。
◆家でやってみよう。

◆ちなみに、キャベツのシャキシャキ感が欲しい場合は、
粗めにカットし乾燥させておくと、火の通りが悪くなり、
食感が残りやすくなるんだそう。続いては、生地づくり。
鰻は、2枚分の材料を
一つのボウルでまとめてまぜていたのですが…
◆生地は生地でつくったほうが
おいしいです。
◆この時、水、粉の順に
入れるのもポイント。
◆粉が先だとまざりにくいんで、
すごく練っちゃう。
練り過ぎると、グルテンというた
んぱく質が出過ぎて、
かたくなりやすいので、水を先で。
2人前を一気に練って1枚ずつ焼くと、
こんな感じで、すごいドリップが
出てしまうんですよ、汁が。
◆これでは、せっかくの
キャベツのうまみが損なわれます。
美味しくつくるには、焼く直前に、1枚分づつ、生地と具材を
合わせるようにしましょう。
◆まぜ過ぎない。
落とします。
スプーンは立てて、
これぐらいやってください。◆それは何を?
◆穴をあけてるんですよ。
◆何でなんですか。
◆ここが蒸気の通り道になって、
しっかり蒸れる。しっかり蒸らしたほうがふんわり
しやすい。