あっ。
そう
　僕　芋かと思ったんよ。
＜確かに

　自然薯の種芋にもなるムカゴにも似ているが→
明らかに
　大きい上に地面から　直接　生えている＞
あれ？
　何か　あれ？　ボールみたいあれ？　あれ？
＜さらに＞


あっ　あっ！あれ？
これか？
ほら　何か…。
あっ！
エリマキツチグリ。
＜調べてみると
これも　キノコの仲間＞
＜生えたては
　丸くタマネギのような形だが→
成長とともに表面の皮が…＞
＜というのも＞
あっ
　あっ　何だ？
うん
。
＜そのとおり＞
＜袋の中に　キノコの種に当たる胞子をため込み→
雨粒などの刺激を利用して
まき散らす＞
＜では→
開拓　７年目→
新たに見つけた２つを＞
＜でも　食える味なのか？＞
あぁ
　お腹　すいた。
何か
　急に　お腹　すいて来た。
汁物
。
する？

＜キノコの汁物は→
塩
　味噌　すましなど→
地域によって
味付けは　さまざま＞
＜まずは
　天然物ならではの→
表面につく汚れを洗い落とす＞
＜だが＞
＜こんな
　ボツボツがあるキノコは図鑑にも載っていない＞
＜実は
　そのとおり＞
＜ヒラタケの仲間だけにできる
虫こぶ＞
＜寄生虫を持ったハエが
ヒダの隙間に産卵＞
＜すると
　キノコは身を守ろうと→
その部分をかさぶたのように
こぶで覆ってしまう＞
うん
。
これを水洗い
。
ちゃんと
　このボツボツがないかだけ　チェックしようね。
＜できるだけ洗ったが→
虫こぶが全て落ちてるかは分からない＞
よく

　でもさ　あれだよね。
潔癖症やったなぁ
。
そうなの？
そうそうそう。
＜そんな奇麗好きだった少年も→
芸能生活３５年で→
いろいろなものを失った＞
そう。
＜その結果＞
（ハエの羽音）
あれ？
えっ？
＜でも
　年とともに　知恵も＞
これ
。あぁ～　カメダシ。
＜これは＞
リーダー　知ってますからね。
＜ＤＡＳＨ島の岩場に
いくらでも＞
＜こう見えて
　カニやエビの仲間＞
＜煮込めば
海の味と香りのダシが＞
＜そこへ＞
入れようよ　２種類のキノコ。いいんじゃないですか。
あっ
　いいね。
＜さらに