2018/12/18(火) 18:15〜19:00 キャスト[字]お葬式のお布施の金額明確化!?▽男女が出会い求めて梅田の“次世代”バー


檀家さんからのお布施なんかも
ありつつという感じになってくる
と思うんですが、
今はなかなか檀家さんがいるお寺

少なくなってきているという事情
もあるようなんです。
お布施の金額を
幾らですよって言ってくれるお坊さんがいる、
これが世の流れなんでしょうか。



天王寺区にある柳谷観音大阪別院泰聖寺。
6年前にこのお寺の住職となった
純空壮宏さんに話を伺います。
「お布施の金額が明確化されてる
と聞いたんですけど」
「こちらの方にですね、記載して
るんですけども、
お葬式のお布施の目安であったり、
あと法事ですね。」
「ほんとですね、戒名も含めて1
5万円から
そして四十九日などは3万円から。

「めちゃめちゃわかりやすいです
ね」
「これを皆さんが聞きたいところ
なんですね、
ただやはりお寺になかなか聞けな
いので、
それならば、ちゃんとこうした形

みんなが見えるような形にしてい
ったということです。」
従来のお寺さんなら「お気持ちで
」と言われがちなお布施。
なぜ明朗会計にしたのでしょうか

また支払う側だけでなく、寺側の
事情もあるんだとか。
「だんだん檀家さんが減っていく

中で
お寺の維持、運営をしていくって
いうのは
非常に困難になっていきます。
ですので、檀家さん以外の方を
信者さんとして迎えることによっ
てお寺を維持、運営していかなけ
ればいけない。この檀家制度自体
がですね、
時代の流れにそぐわない部分がご
ざいますので、
10年後、20年後には崩壊してしま
う可能性が
大いにあるということであります。

現在、お寺は全国におよそ7万7
000カ所。
そのうち2万以上が住職のいない
「無住寺院」です。
そして、そんなお寺の『寺じまい
』が
進んでいるといいます。
純空住職がこのお寺に来た6年前、
運営は厳しく当時の月収は15万
円でした。
そこで、檀家以外に、お布施の額
を明確に公表したり、
ホームページを見やすくしたりし
た他…
墓石を持たない納骨堂など時代に

合わせたお墓も作りました。
徐々にお寺と関わる人が増え、
今では6年前と比べて月収が10倍に増えたといいます。
さらに純空住職、こんなことも始
めました。
「お坊さんは派遣されるもんなん
ですか?」
「そういったお葬式に派遣をされ
るということでございます。」
インターネットを使った、お坊さ
ん派遣と言えば、
2009年にサービスを開始した
「イオンのお葬式」や
通販大手のアマゾンも販売をして
おり
少しずつその仲介業者が増えてい
ます。
純空住職は現在5つの会社に登録。
法事を1日に8軒回る時もあるんだとか。
この日も登録していた仲介業者か
らお葬式の依頼が…。
ユニクエストという会社が運営す
る「小さなお葬式」です。
派遣先に到着すると…
「クレームが多いので、そういったところの対策でもございます。

時間厳守はビジネスマナーの基本。
きっちりしています。
今回依頼を受けたのは大阪在住の増岡さんの告別式。
増岡家は三重県に菩提寺があるん