2018/12/19(水) 18:15〜19:00 キャスト[字]北海道の新名物!!寒ぶり海鮮丼▽治安維持にゴミ拾い“アメ村”愛する人々
名物、いくらタワーに。
利益度外視の、1万円のステーキ弁
当!
早いもの勝ち!年末に欠かせない
海産物もお値打ち価格で!
物産展の仕掛け人は、
この人、大丸松坂屋百貨店の
カリスマバイヤー、本田大助さん。
この笑顔で、地元の人の心をガッチリ掴んで、
美味しいものをゲットしてきた、
人呼んで、「北のグルメハンター」です。
今年を表す漢字、「災」。
激震が、北海道を襲いました。
被災地で、目に飛び込んで来たも
の。
「少しでも、被災地を支援したい
」
本田バイヤーは、特産品を使った
商品を、次々に繰り出します。
そして、とっておきの秘策も!
北海道にこだわる、カリスマバイヤーの信念とは?
復興を支援する、大丸、北海道バ
イヤーに密着です。
「おはようございまーす」
本田大助バイヤーが、他の百貨店と一線を画すのは、
北海道在住であること。
年間およそ17回、全国9店舗の物産展を手がけます。
白鳥が冬支度を始めた11月初旬。
開催まで2ヶ月を切った、京都の物産展に向け、
商品を、探し始めていました。
札幌から200キロ離れた、十勝地方の牧場へ。
狙うは、肉の旨味を楽しめる、ロ
ーストビーフです。
数多いる牛の中から、究極の逸品
を自ら選ぶ。
現場主義こそが、本田バイヤーの
信念です。
今回、本田バイヤーが選んだのは、
赤身の肉が人気のブランド牛、キ
タウシリです。
ホルスタインのオスを、健康に育て上げる、こだわりがありました。
子牛のうちから牧草を食べ丈夫な
胃に育った牛は、
餌をたくさん食べるので、絶品の
赤身になるのです。
そう言われると、「グルメハンタ
ー」としては、食べずにいられま
せん。
肉の旨味を味わえる。
まさにベストマッチ!
選びに選んだ、究極のローストビーフが、完成しました。
新たな商品を探す時、決まって訪
れる、
札幌の中央卸売市場。
勢揃いした、魚介の中から選ぶ逸品は?
「寒ブリ」は、北陸の冬の味覚と
して有名ですが、
北海道でも、鮭の定置網にかかる
ようになったんだとか。
知名度は低い北海道のブリですが、
本田バイヤーは、
「美味しいものは、評価されるべ
き」と強調します。
新鮮なブリをどう料理したら、お
客さんが喜んでくれるのか。
物産展に出る寿司店で、試作品を
作ってもらうと。
「うーんなるほど」
提案された「ブリ丼」を前に考え込む本田バイヤー。
厚切りのブリに、ホタテや甘エビ
を添え、
北海道の海鮮丼を意識した盛り付
けですが。
味を知ってもらうためには彩りは
もちろん、
ブリにあう素材との組み合わせが、
非常に重要です。
試行錯誤は続きます。
12月、寒ブリの海鮮丼の、仕上がりは、いかに。
丼には、マグロ、サーモン、カニ
と彩りの具材を乗せていきます。
ブリは、刺身の他に、ヅケも加え
ました。
まさに、出世魚の名にふさわしい、
贅沢な寒ブリの、
海鮮丼が完成しました。
神戸市出身の本田バイヤーは、15年前、
妻、恵理さんと札幌に引っ越しま
した。
本田バイヤーが、ずっと心を痛め
ているのは、
北海道地震の、被災地で暮らす人
たちのことです
9月、胆振地方を襲った、激震。
最大震度7を記録した厚真町では、36人が亡くなりました。
「あまい」
実は、今年の夏、本田バイヤーは、厚真特産のハスカップを、
京都の物産展で紹介していました。
地元の観光協会、原さんに案内してもらいます。
景色は、あの日から止まったまま。