2018/12/20(木) 16:47〜17:53 ten.【旬感中継!クリスマス企画で蓬莱サンタが西宮へ!】[字]


先ほどありましたように、
新たな石炭火力発電所を稼働させ
ると。
そうすると新たに700万トンの
温室効果ガスが排出されるという
ことになってくるんですね。
>>これは世界と、嵩原さん、逆
行してますよね。
>>私、こういうときって、
冷静に見ないといけなくって、安


い電力、これが本当だとすると、
確かに石炭って安い、安定してい
るといわれています。それを求め
ているのは誰かって、究極的には
私たちなんですよね。
ですから、われわれが例えば高い

電気代、
それを我慢できるかとかですね、
環境のために。
私たちの感覚もいるんじゃないか
なと思っています。
本当かどうか分かりませんけれど
もね、その説明が。
>>ただね、
その安い電力というふうに言うんですが、
実際はですね、将来の環境対策コ
ストも入れると、
実は安くないのではないかという、
今、
研究が主流になってきてるんです
よね。
だから非常にやっぱり安さだけで、
こすとだけで石炭火力ということ
は、やはりちょっと筋が通らない
というのが、住民側の主張だと思
いますね。
>>どうしても目の前
の安さにね、魅力を感じてしまい
ますよね。
>>科学的にね、数字的に説明し

ていただいたら、
これぐらいで済みますよと言った
ら安いほうがわれわれにとったら
うれしいような気がするんですけ
れども。
>>神戸製鋼からすると、
ちょうど消費地の神戸市の真ん前で電気を作るわけですから、電気
の自給自足というか、そういう地
産地消的な意味もありますよとい
うふうにはおっしゃってるんです
けれども、世界の流れは、
間違いなく脱石炭なんですね。
今、
世界がどういうふうになっている
かといいますと、産業界、
例えばiPhoneなどのアップ
ルですけれども、
すでに100%再生可能エネルギ
ーでの電力調達を達成しましたと
言っていて、製造パートナーも、
100%再生可能エネルギーで、
アップル向けの製品を作っていま
す。これ、どういうことかという
と、100%再生可能エネルギー
で製品を作らないと、
アップルと取り引きできないです
よということになるんですね。
>>厳しいものですよね。
>>厳しいものにもうすでに、大きな会社はなってきていると。
で、日本でも、

これは金融機関の日本生命保険ですけれども、石炭火力発電事業に
は、
新たな投資や融資をいたしませんと。
これ、
日生だけではなくて、
いろんな金融機関でこういうよう
な流れにきていまして、どんどん
どんどん石炭火力っていうのは、
減ってきているという状況ですね。
>>だから今ひとつ重要なことは、
やっぱり企業の側から見ると、
消費者が企業を見るときに、
やっぱり環境にやさしい企業っていうのをこれから選択していくと
いう中で、
パリ協定が出て行く、始まったら、
やっぱりこの石炭にこだわるよう
な企業に対しては、
消費者から非常に厳しい目線が。
企業イメージにとっても、これ、
ダーティーになってくるというこ
となんですね。
そこがやっぱり神戸製鋼は考えな
がら、
これからやっぱり方針を立ててい
かなきゃいけないんじゃないかと
思いますね。
>>世界的にも日本は脱石炭に向けた動きは今のところないですけ
れども、
世界ではもう石炭をやめる、期限を切ってるところも多いんですね。
ですから今回の裁判では、ちょっ