2018/12/22(土) 17:00〜17:30 住人十色【商店街に建つ長屋をリノベーション 100年ものの柱と梁を活用する家】[字]


取り払うことは難しいんですよ。→
柱・梁ってのが

まあ 隣の家と共有してるんで。
(純子)この梁が 隣の家の
壁の向こうに突き刺さってて→
向こうの梁は
こっちまで出てるっていう感じで。
なんと この梁は
隣の家まで支えているんです。
長屋は 骨組み 壁 屋根などを
共有する建物。
なので 1軒だけの梁や柱を→
つくり替えることはできないんです。
決して広くないスペースに
大きな柱が 6本。
いじれないなら
活用しようと考えました。
残しておかなければならない柱っていうのは→
分かったんですけれどもなんか これとか→
なんか 掛かったり ちょっと 物が置いてあったりするじゃないですか。


(香川)壁を取り払うとこういう穴が出来てくるんで→
それを利用して こういう
いろいろな仕掛けをつけています。
ほぞ穴に 木を挿し込んで
晴太朗くんの服を収納。
柱が クローゼットに。
(純子)やっぱり どうしてもこういうのが残ってしまうので→
そういうのを なんか うまく
使っていけないかなぁと思って。
(黛)使えるものは
全部 使うみたいな…。→
ポジティブですね。
(2人)ははははっ。
中津商店街に建つ
築100年の長屋をリノベーション。
梁と柱を使った
目からうろこの活用術が。
(純子)カーテンを
こう 引いてしまえば…。
(黛)おお~。 これ
あっという間に出来ましたね。
商店街へ開けた
ガラス張りの空間。
ここの町で 仕事と子育てと→
一緒にできたらいいなと思ったので。
商店街の長屋リノベーションで
気付いたのは→
素敵な空間と
地域の人々との絆でした。
♪♪~

都会で 広くて 便利な所に→
事務所 兼 住居となる
物件を探していた香川さん。
そのとき見つけたのが
梅田から 歩いて10分→
中津商店街の4軒長屋でした。
求めていた広さと予算が折り合い 購入を決意。
しかし いざ
リノベーションを始めてみると…。
結構 もう末期状態の…。→
柱は腐ってるし 梁も腐ってるし→
梁が抜け落ちる
っていうことがあって→
もう 崩れるんちゃうかってなって恐怖になりました。
とはいえ 長屋なので→
隣と共用する梁や柱は
いじれない。
そこで 構造を補強するのに
力を注いだ結果→
リノベーション費用は?
めちゃめちゃかかりましたね。かかりました。
予算からは…。3倍以上。
3倍以上になってます。約4倍… 4倍か。
そこで お金をかける所と
節約する所を割り切って→
フルリノベーションしました。
長屋といえば気になるのが 音。
水回りと収納を
両端に設置することで→
お金をかけずに

遮音効果を生み出しました。
お隣の生活音も 随分
軽減されたんだそうです。
(黛)ダイニングが このスペース?(2人)はい。
(黛)ダイニングテーブルもこれ すごい おっきくって→
かっこいいですけれども。(純子)ちょっと おっきめのテーブルに→
してるんですけど全然 高いものではなくて→
この天板は ホームセンターで売ってるような→
集成材なんです。(黛)そうなんですか?
(純子)そうなんです。
これを… あの~ これも また→
ホームセンターとかで
売ってるんですけど→
既製品の こういう脚に
ほんと のせてるだけなんです。
(黛)あっ そうなんですか?
(純子)はい。
(黛)あっ ほんとだ。 ええ~!→
ほんとだ~!
ダイニングテーブルだけでなく→