2018/12/22(土) 19:00〜19:45 地球ドラマチック「ガラパゴス体験記〜家族で楽園に住んでみた〜」[二][字]


家族にとっても 私にとっても大切です。
サン・クリストバル島の海岸は
特に美しいんです。
砂が すごく細かいですね。
タムは 海洋生物学者のファン・パブロと共に→
海岸の汚染状況を調査します。
ガラパゴス諸島は太平洋の赤道直下に位置し→
いくつもの海流が交わっています。

そのため 本来は冷たい海に生きる→
アシカやペンギンも生息しています。
ガラパゴスに流れ着く漂着物を調べることは→
世界の環境で何が起きているかを知る
手がかりとなります。
♪♪~
美しい。(パブロ)セロブルホビーチです。絶景ね。
(パブロ)おそらく ダーウィンが見た時と
ほとんど変わらない状態です。
200年前から変わってないのね。 すごい。
船で 15分 離れた 入り江に向かいます。
島の大半は立ち入り禁止ですが→


海から吹く風や 潮の流れを遮ることは できません。
♪♪~
かつて多様な生命をもたらした海流が→
今では 全く違うものを運んできます。
プラスチックです。
♪♪~
今や この島の海岸線の半分はこうした光景が続いているんです。
衝撃を受けました。
悲しい気持ちで いっぱいです。
ガラパゴスにも さまざまな環境汚染が
押し寄せているんです。
このプラスチックゴミを前に
自分の無力さを思い知らされます。
現状を変えるためには何ができるのか
正直 途方に暮れます。
調査によって
明らかになったことがあります。
プラスチックゴミは
近隣の国だけではなく→
中国やロシアなど
はるか遠く離れた場所から→
ガラパゴスの海岸へ
流れ着いているのです。
これは ペルー。
ペルー 中国 エクアドル…。
世界規模の問題です。
気候変動と異なり→
プラスチック汚染は
目で見えます。ええ。
これは世界中で起きている問題です。

観光旅行で訪れる場合必ず目に入るとは限りませんが→
現実には あらゆるところで
起こっています。
プラスチックゴミの種類を分析します。
中には こんなゴミもあります。
これは 飲料品メーカー。
これもだ。あの会社ね。
こっちは日用品メーカー。
知ってるわ。
多くの企業は 現在 プラスチックゴミを
減らす努力をしています。
そして 消費者も 一人一人が
責任を持って行動しなくてはなりません。
プラスチックは 海に捨てられると
小さな断片となり→
より深刻な事態を引き起こすからです。
これは ガラパゴスで死んだウミガメの→
胃の内容物です。
ああ…。
見つかったのは ほとんど
プラスチックゴミや ひもです。
プラスチックは どんどん細かくなり→
巨大なゴミの山となります。
これは… 海から採取したサンプルです。
ああ… これが もっと小さくなるのね。
どんどん小さくなります。 19世紀以降
作られてきた プラスチックは→
ほとんど この地球上に残っていて
これからも残り続けます。→
ダイヤモンドは永遠と言いますが…。

プラスチックも永遠ね。
すでに収拾がつかない状態です。
もちろん 大勢の人が手を尽くしていますが→
プラスチックを製造する すべての国が
一丸とならなければ→
問題は解決しません。
「もうやめよう」と言わなければ。
ゴミの山は 動物を傷つけるし…→
カメを絶滅に追い込んでるの。
最悪。
♪♪~
ガラパゴス国立公園管理局は
プラスチックゴミから密漁まで→
さまざまな問題から
島を守ろうとしています。
過去4年間に 300以上の
プロジェクトを行ってきました。
モンティも 今回
いくつかのプロジェクトに参加します。
間違いない。