まりません。
ありがとうございます。
こうした食材を、どんなお客さん
が買い求めに来ているのか。
皆さん、プロ化しているそうなん
です。
どういうことかというと、もうプ
ロのようなこうした竹籠を持って、
でもう、
長靴を履いて、皆さん、戦闘態勢
でこの朝の時間、買いに来ている
そうなんですね。
何を買いに来てるのかというと、
例えば、こうした塩びきざけを買
うときも、
この箱ごと持って帰って、近所の
主婦仲間で分け合う、そうするこ
とで、よい食材をお手ごろにみん
なで味わっているということなん
です。
さあそれにしても、店長の草刈さ
ん、よい食材がことしもどんどん
集まってきてますね。
＞＞そうですね、いいものを安く
ご用意しておりますので、平成最
後の年末、ぜひ築地にお越しくだ
さい。
＞＞さらに忙しくなりそうですね。
この築地場外市場は、あすから本
格的に混雑して、ピークが２８日
から３０日となりそうです。
＞＞お正月に気になるものといえ
ば、おせち。
高知でも準備が進められています。
煮込まれているのは、１４０匹ほ
どのアユ。
甘露煮を作るため、今、
たれをからめる作業が行われてい
ます。
きょうは高知市にあるしだし料理
店の工場にお邪魔しています。
ここでは７人の従業員の皆さんが、
朝５時から作業をされています。
ここで出来上がった料理を重箱に
盛りつけてというのが一般的なお
せち料理なんですけれども、高知
のおせちは、大皿に盛りつけるん
です。
それが、こちら、
お皿に鉢植えの鉢と書いて、皿鉢
料理といいます。
豪華な伊勢エビだったり、カニ、
そしてアワビなど、
ごちそうが盛りだくさんです。
この皿鉢料理からも、
最近の気になるトレンド、分かっ
てきています。
こちらの皿鉢、ふだんはぜいたく
できないんですけれども、
お正月くらいは豪華に過ごしたい
という方向けのものですので、
先ほどの高級食材の伊勢エビだっ
たりカニ、
アワビなんかがふんだんに使われ
ているんです。
この大きさで４人前、そして値段
は３万円となっています。
＞＞結構お値段しますね。
売れ行きはどうなんでしょうか、人気は。
＞＞なんですけれども、かなり売
れ行き、堅調だということなんで
すね。
そしてこの皿鉢料理、見た目鮮やかですよね。
この見た目がインスタ映えすると
いうことで、最近、
外国人観光客や若い世代の日本人
に注目されているんです。
このようにＳＮＳで皿鉢料理の写
真が共有されています。
皆さん、どんなコメントしている
のかといいますと、
郷土料理の皿鉢グッド、
最高だったり、
ボニートっていうのは、スペイン
語できれい、かわいいという意味
なんですけれども、こんなコメン
トも寄せられています。
この見た目の豪華さが売りの皿鉢
料理なんですが、最近、
材料の高騰に悩まされているんで
す。
特にエビやカニ。
理由は２つありまして、
漁獲量が減ったということと、
外国からの需要が高くなったことで、その値段が高くなってきたと
いうことなんですね。
こういったことを踏まえて、
こんな皿鉢料理も用意されていま
す。
先ほどのものは伊勢エビ、