＜この袋に隠されているんです＞
＜一体　どんな秘密なのか＞
＜その袋の開発を担当した平野屋物産の福岡工場へ＞
＜担当の田上さんに

聞いてみると…＞
＜断るほど難しいって＞
＜一体どういうことかというと＞
＜普通に　綺麗な三角形の
おにぎりにするために＞
＜袋の中のスペースを


三角形にデザインすると＞
＜ある問題が
起きてしまうんです＞
＜実際に　お米を
袋に入れてみると…＞
＜ありゃりゃ　お米が
下の三角形の部分に入らない＞
（スタッフ）そうですよね
＜確かに　こうなってしまっては＞
＜工場で
大量生産することができない＞
＜しかし　逆に
お米を入れる口を広くすると＞
＜今度は　出来上がったときに
ちゃんと三角形にならない＞
＜というわけで　田上さんは＞
＜狭すぎず　広すぎない三角形のちょうどいい形を求めて＞
＜試作品を作り続けること１年＞
＜ようやく　角度を６２度にして＞
＜口の幅を７センチにすれば＞
＜ちゃんとした三角のおにぎりになるという＞
＜答えに
たどりついたんです＞
＜さらに田上さん　包装に＞
＜４種類の特殊フィルムを組み合わせることで＞
＜４２グラムという軽さ＞
＜賞味期限は　５年という＞
＜保存と持ち運びに便利な
おにぎりが誕生したってわけ＞
＜今や　この携帯おにぎり＞

＜海外旅行やアウトドアはもちろん＞
＜災害用の備蓄食として買う
お客さんも増え＞
＜販売開始した３年前から＞
＜大幅に売上げをのばし＞
＜今や年間１５０万食って
すごい！＞
＜これは　ますます…＞
これも　すごくないですか？
お湯入れて…
ご飯が膨らむ力を使って
三角にギュッと
作ってみましょうか？じゃあね
下　広げていただくと
立ちます
あっと！おっと！
ちょっと入れ過ぎたな入れ過ぎた？
じゃあ　ちょっと森永さん
食べましょうか
森永さん　じゃあ
おこわでいいですか？
（吉沢）下から上に
こう斜めの　その…→
上　斜めに向かう　それを
その方向に向かってピーッと
ああ　こういうことか
で　ここをこう　めくると
それでこう
しっかりした形になってると
あっ　全然　遜色ない

ホントだ！
フワッとしてるから
冷たいおにぎり食べるより全然いい！
でしょ
はい
あとフィルム　下の方から
開けやすかったと思うんですけど
普通フィルムって　縦方向とか
横方向にしか裂けないんですけど
それは　ちょっと特殊な
貼り合わせ方をすることによって
斜めにいけるんだ
斜めに切れるという…
月刊食堂の通山さんにも…
ねえ　スタンド
あれは　いろんな工夫が
込められてますね
そうですね　のれんって普通
こう　まくってみるものなんですけど
あけたいもんだっていう
間から見るっていうふうにしてるっていうのは
あんまり考えないかなって
そうですよね
最終的には　立体の　のれんを
作りたいって言ってましたけどね
どういうことですか？
後ろに向かって　こうやって
のれんをつけていって
ああ　何段か　あるってことか
おもしろいなあ～！