しゃがんで ジャンプする時に→
ウワーッと こうやってね…。
勢いが増しますね。
勢いをつけてやるために

こうしてね…。
なるほど。
アクがもう こうやって…。
湧き出てきますね。
湧き出てきたでしょう。
わっ すごい。


ね?
これを繰り返すと。
〈黒豆のアクをしっかり取る事で→
味に大きな差が出るそうです〉
アクを取るいう事はすっきりにつながるんですよ。
雑味のない すっきりとした
「ああ お正月らしい」。
もう本当に雲ひとつない
青空のような事を→
すっきりと言うんですけども→
そのすっきりとした味につながるという事で→
まあ
お正月らしいじゃないですか。
はい。 まあ ちょっと
火を弱めて頂いて。
そしてね これ もう
火 止まるんじゃないかと。
弱火すぎたんかなと
思うぐらいです。
このままやったらね。
でも 落とし蓋をしたら→
熱効率が良くなるから
本当に弱火でも→
これでも くつくつといって…。
ああ わかりました。
さらに 落とし蓋と→
こうして上から二重蓋にするわけやから。
…という事です。
面白い。
〈くつくつと煮立つくらいの

火加減で 8時間煮ます〉
〈いっぺんに煮られない場合は→
時間を分けて合計8時間煮れば オッケー〉
〈火を止めたら 一晩おいて
味をなじませます〉
これでね まあ 8時間 煮たもの
という事なんですよ。
夜 火を止めたという事です。
それから 蓋をして翌朝の状態 今。
火を止める時に大事なのは→
もう こんなん…今 煮汁 たくさんなんですよ。
あんまり減ってないでしょ?
そんなに減ってないです。
もしね 煮上がった時に
豆が顔出してるっていったら→
味が濃いばっかりじゃなくて
しわが寄ってますよ。
風に当たると。
煮汁につかってるいう状態で→
初めて しわが寄らない
ふっくらさんになるわけやね。
だから 昔 父がやってたのは→
ひたひたっていうぐらいまでやってたんですよ。
ひたひたじゃないでしょ? これ。
かぶるぐらいでしょ?
だから かぶるぐらいで
火 止めてるんですわ。
だから 堂さんが さっき
「すっきりしてますね→
ちょうど甘みがいいですね

これで お酒も→
一升 飲めますね」って
おっしゃったけど。
言いましたっけ?
言いましたっけ?ああ ごめんなさい。
カメラの回ってない時に。
(スタッフの笑い声)
確かに お酒は進みますが。
おっしゃってたぐらいの加減にしようと思ったら→
こうやってね かぶるぐらいの…。
火の止め加減で味が変わるんだという事です。
わ~! ふっくら。
ツヤツヤ。ふっくらでしょ。
そして なんとなく
これ 茶色いでしょ?
はい。 真っ黒ではないですね。
本当に真っ黒になるのはこれを… 風に当たると→
酸化して黒くなるわけですわ。
まあ こういう事です。
さあ これに盛るという事で。
器に盛りつけます。
わ~ ツヤツヤですね~。
ねえ。 いい感じでしょう。
これが風に当たると
本当に黒い豆になるわけですね。
きれいやなあ。
わ~!
ツヤツヤで本当にきれいです。
そうでしょう。
こういうのを煮たら→