<…と言いながらも→
弟子 タッキーが終わるのをそばで待つ ヒロミ>
<師匠の愛を感じながら
手際良く バリを取って行く>


 これ! それをどかして。
はい

<先ほど作った…>
よし!
もうちょい

<こうして作り出した…>
滝沢 向こう入れちゃえ。はい。
<大工さんたちの力も借り→
加工した角材を次々と組み上げて行く>
<手際良く
この10本を組み立て…>
いいよ

<続けて…>
<同様に組み立てて行く>
これで
 両方できたっていう。(滝沢) はい。
ロフトっぽいのがね

<天井が高く→
生かしきれていなかった広い空間に…>
<ここから


 さらに…>

滝沢) へぇ~!
なるほど!
<一体…>
<部屋を仕切っている壁に
あてがった ヒロミ>
棟梁
 これ 今…。

滝沢)トンネル! どうなるんだろう?
まぁ
 そこ…。
<なんと…>
<目的も分からぬまま…>
<すると…>
ポン!って取ってみ。はい 行きます。
下も

お~!
 すごい!
いいじゃん!
<しかし なぜ こんな所に穴を開けたのか?>
まぁ
 そう。

滝沢) お~! すげぇ!
これですか?
そうよ。
なるほど!

 将来!将来 トビ。
<こんな状態に>
<と ここで 後輩たちがタッキー 最後の…>

『滝沢歌舞伎』でタッキーを支え続けた…>

滝沢) おっ?
それじゃあ
 滝沢は…ここの上 あるじゃんか。
この上
 今 枠になってるじゃんか。
あの中に
 柵 作るから子供が落ちないように。
これ

10cm未満

そうすると
子供が落ちなくなるから。
分かりました
 3人で。
そもそも
 いらない!
<ここから…>
<まずは…>
<深さ2cmほどの穴を
開けて行く タッキー>
この穴は…

<だが→

手すりの上下 合わせて…>
<気の遠くなる作業>
<黙々と続ける タッキーだが…>
<そこで!>
<ここで…>
ちょっと
 こう… ちょっとだけね。

滝沢) 一発勝負だからね。