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2019/01/05(土) 15:45〜16:30 地球ドラマチック・選「世界びっくりハウスめぐり」[字]


こんなふうに波で揺れます。
特に 島の端の方は
揺れが大きくなります。
でも

慣れれば心地良いものですよ。
揺りかごのように よく眠れます。
島の中心部に独身貴族の夢の家が建っています。
1階には寝室 バスルーム 書斎 キッチン。
2階にはジム。
屋上にはヨガ用のデッキもあります。


ゴミも自分で処分しています。
ここに ためるんです。 ほら。→
最もシンプルな方法で快適な家を造るために→
工夫してきました。
(サワ)もともと うちは裕福ではありませんでした。→
8人きょうだいで→
何でも そう簡単には手に入らなかったので→
何事にも感謝し
工夫する事を覚えました。
(サワ)ある時 海に浮かぶ島を
造ろうというアイデアが→
パッとひらめいたんです。→
早速デザインを絵に描き起こしました。
当初のアイデアでは
島の大きさは直径100メートル。→
中心部にはドーム形の家を造り
らせん状に緑の木々を植えます。→
いわば
ゴミを利用したエデンの園です。
島を ここまで大きくするのに
ざっと7年かかりました。
サワは その間ずっと
一人暮らしをしています。
一人でも十分 幸せですよ。
毎日 誰かが来るしインターネットもあるし→
責任のない人生も いいもんです。
サワにとって海に浮かぶ島を造るのは→
これが2度目です。
最初の挑戦は1990年代でした。
(サワ)最初の島は

ハリケーンに破壊されました。
嵐のあとに残った
いくつかのペットボトルの袋を→
この島の土台にも
使っているんです。
サワの夢は この島を頑丈にして
海底から切り離し→
大海原を目指す事です。
(サワ)必ず成功させてみせます。→
誰もやった事がない事こそ
やりがいがあります。→
この島とともに生きていきます。
ゴミをリサイクルし緑あふれる島を造るという発想。
こつこつと積み重ね
夢を追い続ける強い意志。
サワの理想の楽園は
まだまだ進化しそうです。
第7位は 同じくメキシコから。
高層ビルが建ち並ぶメキシコシティー。
その家は 街の中心部から
少し離れた郊外にあります。
都会のオアシスを思わせる緑の中に
不思議なオブジェが。
巨大なヘビの姿をした
10軒からなる集合住宅です。
居住者は
全長130メートルの玉虫色のヘビに→
丸飲みされているかのようです。
デザインしたのはメキシコの建築家 ハビエル・セノシアイン。
奇抜な作風で知られています。

空間が自由に流れるように設計しました。
(セノシアイン)建物は地形に沿って
曲がりくねっています。
動植物のように自然と調和する
しなやかな曲線です。
(セノシアイン)現代の家は ともすると
退屈なものになりがちです。
大概の建物は ありふれた
四角い箱でしかありません。→
私たちは生まれてから死ぬまで→
箱から箱へ移動し続けているようなものです。
それではつまらないと思いました。
実際の住み心地はどうなのでしょうか。
ヨガのインストラクター
パトリシア・カスティーリョは→
引っ越して4年になる この家を
気に入っています。
都会の家とは思えないほど→
自然と一体化した気分を味わえます。
空気まで新鮮よ。
建物は ヘビの玉虫色を表現した→
何千ものセラミックタイルで
覆われています。
住む人に ここが都会である事も
家である事も忘れさせる住宅。
そのような独創的な作品を
セノシアインは他にも手がけています。
第6位も
ハビエル・セノシアインがデザインした建物。
その名も 貝の家です。


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ikatako117

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