2019/01/05(土) 15:45〜16:30 地球ドラマチック・選「世界びっくりハウスめぐり」[字]


生活の場でもあります。→
設備は最新のものを整えています。
キャロル カメラに挨拶するかい?
あ~ こんにちは。
数学教授のヴィンスレットは妻と2人で暮らしています。
(ヴィンスレット)物を置くスペースや
半円形のソファがあります。→
これらのスイッチは内側から
ドアを操作するためのものです。→
ここがバスルームで トイレはそちら。
便座が暗闇で光ります。
強化プラスチックで造られた

宇宙船形の家は→
人類が月に到達する以前の
1968年に初めて登場しました。
メーカーは当初
大量生産を見越していましたが→
その当ては外れました。
売れない理由は値段が高い事と奇妙すぎる事でした。
この建築の傑作は保守的な人々の
反感を買いました。→
近くの道路を通行する車から
銃で撃たれた事もあります。→
これが
その時に受けた弾の痕です。
極端なものを退け
人の選択の自由を奪うのは→
許しがたい行為だと思います。
どんな家に住むかはアイデンティティーに関わる事だからです。
実際に造られた宇宙船ハウスは


100個程度。
その大半は
取り壊しになっています。
嘆かわしい事です。
この家の文化的な価値を守り続けたいと思います。
ヴィンスレット夫妻は最後まで→
この家に住み続けると決めています。
宇宙船ではありませんが→
もう一つ丸い家をご紹介しましょう。
見た目は ごく普通ですが
近づいてみると…。
時速およそ160メートルという
のろのろペースで回転し→
30分ほどで1周します。
≪太陽の動きを追ったり日ざしを避けたり→
そよ風を取り入れたり→
移り変わる景色を窓から楽しむのも すてきです。
メリーゴーラウンドのようなものですよ。
床下には電気モーターで稼働する32個の車輪がついています。
≪モーターは家の真下にあります。
中央にある軸の部分は直径1.5メートル 重さ200トンです。
家を回転させる費用は
1日およそ1ドル。
意外に安くて魅力的な
回転ハウスです。
ベスト10ランキングも
残すところ あと1つ。
5位から2位までを
おさらいしましょう。
第5位は核シェルターのパーティーハウス。

第4位 狭いだけじゃない「ケレット・ハウス」。
第3位は
ピエール・カルダンの泡の宮殿。
第2位は時代が止まった
宇宙船ハウスでした。
そして 第1位は…。
その家はアメリカ北西部オレゴン州の静かな町にあります。
うっそうとした松の森の中に→
一体 どんな驚きの家が隠されているのでしょうか。
上空から近づくと…。
見えてきました。
旅客機としての任務を終え→
人の住まいとなったボーイング727です。
(キャンベル)当機へ ようこそ。→
背もたれが倒れていない事をご確認下さい。
本日は高度4.5メートル
時速0マイルで飛行致します。
ごゆっくり お過ごし下さい。
ここに住んでいるのは元パイロットのブルース・キャンベルです。
(キャンベル)ジェット機の
コックピットから見える景色とは→
だいぶ違います。→
不時着して森の中で止まったような感じですね。→
23歳の時にパイロットになり→
およそ10年間数多くのフライトをこなしてきました。
飛行する事はなくても→
機械系統の多くは今も動かせる状態です。
(キャンベル)コックピットで
さまざまなコントロールをします。
このスイッチで

後ろの非常灯がつきます。
(キャンベル)ここのスイッチは
着陸時のライトと→
地上滑走で使うライト。→
今 ついています。 消しました。
ボーイング727の全長は およそ46メートル。
80以上ある窓はもちろん開きません。
居住スペースは
およそ100平方メートルです。
(キャンベル)椅子を取り払っただけで