2019/01/07(月) 00:00〜00:45 地球ドラマチック「ガラパゴス体験記〜楽園の海を守る〜」[二][字][再]

♪♪~
ガラパゴス諸島。 そこは 地球上で
最も驚きに満ちた場所です。
数々の魅力的な野生動物が
人間と隣り合わせに暮らしています。
探検家で 海洋生物学者の
モンティ・ホールズは→
今回 ユニークな調査チームを
結成しました。
妻のタムと 2人の娘
アイラとモリーです。
(モンティ)5歳の子どもは最高の探検家です。
(アイラ)見て パパ 赤ちゃんが2匹もいる!
1978年に 世界遺産第1号に認定された
ガラパゴス諸島。
世界の人口は この40年で
ほぼ倍増しましたが→
野生動物の数は半減しました。
一家は ガラパゴスで過ごす最後の数週間ある海洋生物を調査します。
人間の行動が ガラパゴスの野生動物に
及ぼす影響を知るためです。
今 まさに 絶滅の危機が迫っています。
ガラパゴス諸島の世界をリードするサメの生態調査にも密着します。
(タム)どうだった?
いっぱい いたよ!まあ すごい!
今が運命の分かれ目です。
すぐに行動しなくては。
(演説者)ガラパゴス万歳!
♪♪~
ホールズ一家は 毎日


新しい体験をしています。
(モリー)こんにちは。
ほ~ら 見て。
3か月の滞在も 残すところ1か月です。
(アイラ)ガラパゴスで大好きなのは野生の動物。
(口笛)
(鳥の鳴き声)話しかけてるよ。
ヨウガントカゲ ヤモリ アシカ。
(モリー)サメも。
サンタ・クルス島の
標高およそ180メートルの森の中で→
一家は 地元の隣人に助けられながら
快適に生活しています。
よく育ってるね!
(タム)驚きね。ここでは育つのが とても早いの。
うわわっ すごい!
台所にある別のボウルにあけて。
わかった。
これは ラディッシュね。 スペイン語で なんと?
(ホセ)ラバノ。
トラバノ?ラバノです。
この島では 果物や野菜のほとんどは
輸入されています。
だから できるだけ 自分たちで栽培して
持続可能な生活につなげたいと思います。
うわ~! しっかりしてる。
もぎ取りましょう。
ずっしりね。
ほら。(ホセ)ニワトリにも。ええ。 喜ぶわ。
ニワトリたちも元気です。


(アイラ)昨日は 卵が3個…。そのあと 6個…。
(アイラ)卵。 2個。
ほら 2個。
固くて いい殻ね。 ほら~。
黄身がオレンジ色。 上手ね。
その卵のサイズは 3歳の子どもに
ちょうど いいね。完璧。
朝食後 一家は
あまり愛らしくはないけれども→
極めて重要な ある動物を
探しに出かけることにしました。
海辺には ガラパゴスで 最も奇妙
かつ 迫力のある生き物のひとつが→
生息しています。
(アイラ)見て。 すごく大きい。本当だね。
チャールズ・ダーウィンは 初めて
ウミイグアナを見たとき→
醜くて 愚かな動物だと けなしました。
ほとんどの時間 ああやって ひなたでじっとしてるんだ。(アイラ)わぁ。
体を温めてる。
銅像みたいに動かないね。そうだね。
しかし 今では
特別な存在とされています。
彼らの祖先は 1,000万年前に
島に流れ着き→
食料が少ない陸より 食料豊富な海で
生息できるよう→
トカゲの仲間として 唯一 進化しました。
(アイラ)ウミイグアナは 鋭いかぎ爪で岩の上に登るの。
何で登れるかっていうとね 溶岩には

小さな穴が いっぱい あいてるから。
ウミイグアナは
未来の生物学者たちにとっても→
地球上で
最も注目に値する 生物のひとつです。
イグアナは「だっぴ」するのよ。
「だっぴ」って 知ってる?
体の皮が脱げちゃうの!
かつて 忌み嫌われていたウミイグアナ。
現在では 保護する価値のある