2019/01/07(月) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝生徒と教師の芸術夫婦歌詞のない歌を歌う妻余ったもちが大変身】


て、聞いてます。
◆マジで!?
ご主人が、自分で歌っていると、
自分のために歌ってくれていると
思っているけれども、本当は、
彼女の心を反映したメロディーじ
ゃないんですか。
◆いや、
私を彼女という鏡を通じて、
見てるというか、聞いているかも


しれませんね。
◆物すごい、きょうは機嫌が悪い、
ハッハホロホロリ~とか、
というときに、何歌ってるねん、
こいつって。
それはならへんでしょうね。

◆機嫌よさそうと思わへんの?
◆思わない?
◆それはないです。
◆さすが芸術家は違うな。
◆表面的なところだけじゃなくて。
◆円さんも芸術家やからね。
◆そうですよ。
◆昔、当たった曲、ありましたや
ん。
◆“昔”言うな!
「となりの人間国宝さん」に認定させていただきますわ。
いやあ、すごい。
穏やかなメロディーで。僕まで気持ちがふわっとしました。
◆リスペクトし合えるからこそ、
人生を一緒に歩んでいける。強い信頼関係で結ばれた
生徒と先生は、
愛もメロディーも
自由に表現し続けます。
◆だから、夫婦になっても
アーティストとしての刺激であっ
たり、
それからライバル心であったりと
か、
そういったものは余計密になって

るんですね。
◆一番、いつも厳しい批評家がい
つも家のそばにいてると。
◆今まで先生と生徒の関係やった
のが、
いつの間にか一緒になって、
今度は逆転したりするわけですね

◆ほとんどもう逆転状態やな。
◆今は同志みたいなところもある
かもしれませんね。
◆すばらしや!
◆ということで、
ご主人が、
もりたこうたろうさんでいらっしゃいまして、
奥様はもりたいよしこさんといい
まして、
要するにアーティストネームを持
っておられるんですけれども、
即興で、この人はこんな感じやと
いうのを、
歌うんですけども、どちらかとい
うと
高尚な、クラシック系の
だからポップスとかロック系統とか、
いろんなジャンルを覚えると広が
るように思ったんですけど、
そんなに本気で言うほどのもので
もないですけど、
ただ、そうやると、

作為的になっちゃうんですよ。
彼女はもう言うたら一つの楽器で
すから、
そういうふうな作為的なものはな
いんですね。
感じたままを表現する。
どうですか。
奥様がアーティストでね、こうい
うふうな、毎日歌っておられて、
寝る前に枕元で毎晩、歌われたら。◆ちょっと、
できたら
15分ぐらいでおさめてほしいな
と…。
◆1時間半。
◆歌手のコンサートやん。
◆1時間半じゃないでしょう?
毎日、合わせて
耳元で1時間半やったら、寝不足
になるわ。
死んでまうわ、ほんま!
奥様のほうも
要するに、美術の先生。
ご主人も美術の先生。
だから同じアーティストで、
先生と教え子になるということなんですけれども、
ご主人はとにかく、アートという
のは、ものを表現することが
第一歩やと。
とにかくものを表現することが、
大切なんだということで、