2019/01/07(月) 16:47〜17:53 かんさい情報ネット ten.第1部[字]「2019年」ことしの注目点は?
だが。
>>メンバー、
まだ決まってないんですけど。
>>待ち構えていたのは、
本戦メンバーを決める過酷なオーディション。
>>ことしの2年、めちゃくちゃ
うまくて、
めちゃくちゃ強いから。
>>先輩か後輩かは関係のない真剣勝負。
その勝者のみが挑む決戦の行方は。
>>やったんでぇ!>>おー!
>>舞台は4メートルかける6メ
ートルの紙の上。
書道にかける高校生たちの青春を
ノゾキミ、ノゾキミ。
愛媛県四国中央市。
日本一の紙のまちで、
2008年に産声を上げたのが、
書道パフォーマンス甲子園だ。
第1回の出場校は僅か3校だった
が、その数は年々増加。
ことしは過去最多の全国116校
が参加し、
地方予選を経て、
18校が決戦に進んだ。
演技は6分間。
字の美しさはもちろん、振り付けや独創性など、
あらゆる面から審査される。
甲子園の本家、
高校野球をテーマに、
ひと夏の青春を描くパフォーマンスや。
題字に金粉を振りまく華やかな演
出。
衣装や小道具といった、
作品のイメージを膨らませる工夫もさまざまだ。
去年優勝した福岡県八幡中央高校
は、
戦士たちが戦う姿を表現。
紙を立てて書く八幡スタイルで、迫力満点のステージを展開した。
>>行けるとこまで行くぞ!
>>戦闘態勢。
>>出番を目前に控えるのは、過
去に2度、
特別賞を受賞した大阪の強豪校。
上宮高校。
創立128年、
大阪で最も古い私学だ。
女子部員29人からなる書道パフ
ォーマンス部は、
6年連続の甲子園出場を決めた。
今回のテーマは、
漢字の起源といわれる甲骨文字を
使った儀式。
彼女たちがふだん、
作品を生み出すときに感じる、
祈りや感謝、その思いを、
民族的な儀式に見立てたパフォーマンスで表現する。
演技中には、
上宮ならではの独特なダンスが。
>>ワカメっていうんですけど。
>>通称、
ワカメ。
>>みんなほんま、違うんで、見てておもしろいし、やっててもお
もしろい。
>>部員たちの個性を生かした振り付けも見どころだ。
ことしの作品には、紙の中央に、
創生という題字が書かれる。
この題字を担当するのは、
3年生の木之本泉希。三重県の自宅から、
毎日1時間半かけて通学している。
書道歴11年。
これまで大阪市長賞をはじめ、
数々の賞を受賞してきた上宮のエースだ。
>>中学校のときに、
この舞台で題字を書くのが夢で、上宮に入ったんで。
自分の夢をかなえることができて
うれしいです。
>>泉希が任されたのは、演技の
終盤にソロパートがある、創の字。
>>プレッシャーとかも結構感じ
たりはしています。
自分たちのことを誇りに思ってく
れるような演技したいなって思っ
てます。
>>大会のチーム編成は、僅か12人。
憧れの舞台に立つには、
学年を超えた厳しいメンバー争いを勝ち抜く必要がある。
3年生の鈴木花菜。
全国大会を一度も経験したことがない。
>>あの場で戦って見てもらうこ
とで、
字に対しての評価が点数で表示さ
れるんで、なんか、
やっぱり自分の実力を認めてもら
えるような気持ちになるから、
行きたいと思います。
>>花菜と同じパートを狙うのは、2年生。
先輩、後輩の負けられない一戦が
始まる。
先生は字の美しさと所作を、総合