2019/01/08(火) 18:15〜19:00 キャスト[字]今年から“遺産相続”が変わる!!親族間のトラブルは?▽ベトナムの日本企業


「エースコックがベトナムに進出したのは、
今から26年前の1993年です。

そこから味に改良、改良を重ね出来上がったのが、
こちら、看板商品のハオハオです。
この商品を主軸に、エースコックは
ベトナム国内で5割以上のマーケ
ットシェアを誇ります」
「ぶたぶたこぶた」でお馴染みの
エースコック。
本社は大阪・吹田市にありますが、
今やベトナム全土で11もの工場を展開しています。
ベトナム進出プロジェクトに、当
初より携わってきたという
エースコックベトナムの梶原社長。
その成功の秘訣をたずねると。
現地スタッフの舌を信じ、地域に
合わせた味付けを追求。
その結果、今やベトナム国内で
即席麺業界の最大手に成長しました。
幅広い可能性を秘めたベトナム。


人材の獲得競争がすでに始まっています。
「こちらベトナム・ホーチミンの
オフィスには
60人ものエンジニアがずらりと
並んでいます。
1人の日本人を除けば全員ベトナ
ム人です。
そして作っているのがこちら、日
本人向けのサービスです」
日系IT企業のエボラブルアジア。
代表を務めるソル社長は2012年にベトナムに進出して以来、
現地でエンジニアやプログラマー
の採用を行ってきました。
「どうもこんにちは」「どうも初
めまして。」
国が主導してIT人材の育成を進
めているというベトナム。
それでも優秀な人材の獲得は年々
厳しくなり、
この会社では国内水準よりも高い
給料で
スタッフを雇っています。
日本で3年間働いていたヴォンさん。
その時の感想を聞いてみると。
高く設定された言語の壁。
さらに、独特な人事制度について

違和感を覚えたといいます。
ソル社長も日本流の働き方を押しつけるだけでは、
外国人人材はついてきてくれない

と指摘します。
エボラブルアジアでは箇条書きな
ど簡単な説明や、
ベトナム語と英語を交えたコミュ
ニケーションを
取り入れています。
先月成立した、改正入管法。
政府は人手不足が深刻な、介護や
農業、建設業などで
外国人労働者の受け入れを拡大し
ようしています。
ベトナムの首都・ハノイの国際空
港。
日本に向かう便のカウンター前で、
こんな若者たちに出会いました。
この先も、日本を働き先として選
んでくれるのか。
受け入れる側の姿勢がいま、試さ
れています。
皆さん希望を持って日本にやって
くる方も多いんですが、
外国人の方にとって、日本の企業、
日本という国は働きたいのかどうか、
こんなデータがあります。ちょっ
と恐ろしいです。
63の国と地域の中で、
日本はアジアの中でも下のほう、
29位にやっと日本。
特に日本がどの項目でランキングを落としているのかというと、
企業の幹部の国際経験、

これここまで来たんだなという感じですよね。
ちょっと前までは、
日本の上を行ってるアジアの国は、
優秀な人に聞いた場合に、
ドバイ、シンガポール、
香港とこういう感じでした。
その後にソウルか東京か、そういう人気度でしたが、
マレーシアとか台湾が上に来ると
いう。
このビデオでも出ていましたけれ
ども、
日本人のコミュニケーション能力
とか、
ちょっと俺たち先進国だという上
から目線が、
これが物すごい障害になっている
と思います。
でも働きたいと思われる国でいた
いですよね。
そうなんですけど、いい国だろう、