他の弟子が気ぃ付かんとこめちゃくちゃ気ぃ付くんですよ。
ちょっと 何かの時に「師匠」…
(八光)そういうところがやっぱりね。
今日の
襦袢の襟もね これもやっぱり→
男では
考えられへんねん こんなんは。
こういう組み合わせ。
やってくれる。それ やられると普通やったら…。
ええ弟子やなぁ。
男子の発想じゃないし。
ほんで 他の弟子なんか
誰も そんなんしませんから。ああ~ なるほど。
何よりもね…
だから つい面白くしてやりたいなと思ってしまうんですよ。
例えば 皆さんやったら 結構
そこそこ面白い事 言うやんか。
ほな 先輩に見られても
ええんちゃう?となるだけやけど。
(八光)確かに ネタ考える時ね…。
(八光)ず~っと「こんなボケどうや」とか…。
あははは!
甘いんじゃないのよ。
それを言わんと
成立しないのよ 舞台が。
(八光)でも 今までは
もちろん ないんですよ。
(八光)ないのに ず~っと→
創作落語 考える時も横から…
はははは!
(八光)小ボケの提案。
でも…
(八光)そうなんすよ。これ だからね→
八織が 弟子 付いてる時もね→
パラさんもね「あれ誰や?」って言われて。
すぐ…
なかなか ちょっと…
(あいはら)あっ これは と思って。→
ほな八方師匠のお弟子さんやったんで…
(笑い)
(八光)「いつかタイミングがあったらどうや?」って言うから。→
もしかしたら うちのおやじの
愛人の可能性もありますから→
パラさん待ってくださいと。
今 保留してもらってるとこです。
(ほんこん)どういう感じで
お弟子さんになって 来られたの?
役者?
はい。
(八光)最初は役者さんです。
で 繁昌亭で→
お茶子さんというお仕事を
させていただいてまして。
って 言い方おかしいですけど。
出逢ったんや。
出逢ってません。
突然 来られた。「出逢った」って。
(ほんこん)
もうアウトや アウトや。
おかしいやん。
(ほんこん)おかしい そんなん。出逢ってますやん。
アルバイトでお茶子してて
まあ お茶子してるうちに→
落語がしたくなったんでしょ
やっぱり。
ほんだら 突然
僕とこへ来たんですよ。
何か その時に…
ないの?(あいはら)ちゃうんかい。
(ほんこん)何やねん。
誰一人 褒めへんな。
(八光)お客さんが
悪かったんですよその時は 恐らく。
「光り輝くもんがあった」で
ええんちがう?
(笑い)
我々は普通 我々凡人はプラスの事しか言えへんから。
オーラが出ててん オーラが。
オーラがね オーラがね。
ただ 八方師匠 鶏肉ダメ
食べられない理由っていうのが→
たくさん
いろいろ諸説ありますけど。
あれも ご自身では
面白がってるのか…。
いや 僕もね…
えっ?ほんとの理由は。
なぜ嫌いになったかというのは。
我々の年代はね鶏 嫌いや言う人 多かってん。
(あいはら)確かに 多いですね。
鶏 嫌いや 言うん。
(リリー)そんな はやりない。
何や 好きなん はやるとか。
いや
理由 何で いんのかな。
「何で嫌いですか?」って
聞かれんねんけどな。
理由 何で いんのかな思て。
嫌いなんやけどという感じで。
間違うて 錯覚して…。