2019/01/09(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊…イノシシと深い歴史の京都の神社仏閣】[字]
明確な理由が示されないのだ。
>>よくある普通の一般の人の定
員内不合格って、
昔でいえばやんちゃな子がいたこ
ろのときは、
髪の毛茶髪だとか、
試験中にたばこ吸うとか、
それは定員内で落としても、理由
を、
そういうのは理由を言うんですよ。
ところが障害を持った子が受けて定員内不合格の場合は、
理由は言えませんってなるんです
よ。
そこの逃げ道として、いや、
校長の総合的判断ですというひと言は、全国共通ですね。
>>なぜ定員内不合格は起こるの
か。
高校の校長を経験したこともある
専門家は。
>>学校の教職員の受け入れの態
勢の問題。
まず職員会議で反対する教員も当
然いますから。
そんな3年間、
じゃあ誰が対応するんだとかね、
支援員を必ずつけてもらえるのか
とか、予算措置ですよね。
そういうのがさまざま、
職員会議で疑問点だとか、そういうのが出されて、校長は、
これじゃ無理だろうなっていうふ
うに判断して、
総合的判断でちょっと残念ながら
定員内不合格にしましたと。
>>新居優太郎さん、
重度の脳性まひでまばたきでしかコミュニケーションが取れない。
だが、この4年間、
大阪府立春日丘高校の夜間定時制に通っている。
入学当初から看護師、
介助員、学習補助の講師の3人が配置されている。
大阪府によると、このように3人
を配置した場合、
最高で年間およそ500万円が投
じられるという。
全国で定員内不合格が相次ぐ中、
大阪府は10年にわたり定員内不合格がゼロ。
障害者を受け入れているのだ。
>>テストでは必ず選択肢の問題を入れるようには配慮してます。
指導もだから、
個別に指導の計画を立てて、
指導していくっていうところです
ね。
とにかく、
本当に休まず来ていて、
授業に参加しているので、
それが何よりの成長かなと思いますけれども。
>>科学部に所属している新居さ
ん。
同級生の部員たちが今、
研究しているのは、
新居さんがまばたきをする際に、
きんにくに流れる電気を感知し、
意思表示を分かりやすく示す機械
だ。
両親は、
こうして同級生と交流している姿が何よりうれしい。
>>意思表示がこの人、
目のまばたきでしかできないんですけど、本当にまばたきの精度と
いうかね、はっきり分かるときが
増えたりですとか、
本当に生きる力というのが高校に
入って、
昔よりもついたんじゃないかなと
は思います。
>>障害のある生徒が、選択の余
地がないというのは、やっぱりお
かしい。
活力、
生きていこうという力を奪い取る
ような気がするんですけどね。
文科省もそのあたりはイニシアチ
ブを取って、
もっと積極的に受け入れるような
予算措置からね、
教員の研修からね、
そういう措置をやってほしいと。
>>予算や人員配置の問題はある
だろうが、
高校に通いたいという純粋な思い
を持った障害者が、
我慢し続ける社会のままで本当に
よいのだろうか。
>>続いて蓬莱さん、きょうは寒
かったですね。
>>こちら、
けさの京都市内の様子です。>>すごい雪。
>>奈良市内も初雪となりまして、
きょうは外、寒かったですよね。
1月後半から2月の初めが1年で
一番寒くなる、これからの時期な
んですが、インフルエンザの患者