2019/01/10(木) 16:47〜17:53 ten.【電撃引退!吉田沙保里が会見で語る…決断のワケとは?】[字]


少なくとも北朝鮮は敵ではないということが、
きょうのやり取りの中でも分かり
ました。
実際にそれが分かるような動きが
最近ありまして、
これ、
韓国が2年ごとに国防白書という、
次の2年間の国防の方針をまとめ
るんですけれども、
韓国の報道によりますと、今度、
まもなくまとめられるとされる、
この国防白書では、

北朝鮮を敵と記述しないというようなことが今、伝えられていまし
て、韓国の北朝鮮に対する姿勢が
大きく変わろうとしているという
ことなんですね。
私、
海上自衛隊のOBの方にちょっと
お話を聞きまして、
この方は、
韓国海軍からの留学生の担当とかもされて、
わりと現場の韓国軍の兵士の話を
聞いたりとかしている方ですけれ
ども、
これまでは韓国軍の人たちというのは、北朝鮮と、
場合によっては一戦交えて、
そこで戦果を上げて出世をしていくとか、そういうようところで、
北朝鮮と向き合うというところで、
自分の地位を高めていこうという
ふうに頑張って訓練をしてきた。


敵と想定してきた、その北朝鮮が、まもなく敵でなくなるかもしれな
いというところで、
現場の士気が少し低下しているというような背景があるようだとい
うことを指摘していました。
>>ムン大統領に代わったところ
から、もうすでに融和ムードは、
パクさん、深まってましたよね。
>>そういうふうに南北をね、敵
対関係からやっぱり融和関係にし
ていくということは、絶えず核と
ミサイルの脅威から取り除くとい
うことですから、いいことなんで
すけれども、
しかしやっぱり在韓米軍がこれで
撤退してしまうと、一体どうなる
のかと。
つまり、
在韓米軍というのは、北の脅威だ
けじゃなくて、
中国の軍事的脅威なども存在する
わけですから、
やっぱり一概に北だけの問題でや
っぱりその韓国の軍が存在してい
ることはないということは、ムン
・ジェイン大統領もよく理解して
ると思います。
だからすぐにそういう士気が下が
るというのは、やはりいかがなも
のかなと私は思うんですけどもね。
>>南北の、

朝鮮半島の中での関係が少し今、
変わりつつあるという中で、
やっぱりその中で日本との今の対立の関係がやや浮き彫りになって
いるという状況なのかなと思うわ
けなんですけれども。
政治の世界、
外交の日本と韓国の国どうしの間では今、
専門家の間では最悪というような
状況ですけれども、
市民レベルでは、必ずしもそうで
はなくて、
実は、
最近でも大変盛んなやり取りはもちろんあります。
つまり日本企業から韓国への投資、
370億、大体4兆円規模ですよ
ね。
大変巨額が今でも韓国に向けて投
資されていますし、
韓国人の日本へ訪れる観光客の数、
700万人を超えていて、
これ前年比40%、
すごい増え方をしています。
逆に日本から韓国に足を運ぶ方もやっぱり200万を超えて、すご
く多くって、
今でもやはり日本では第3次というそうです、
第3次韓流ブーム、
やっぱり紅白でもK-POPのアイドルが活躍してますし、
人気がある。
しかも逆に、韓国でも、日流ブー
ムっていうんですかね、日本文化、

すごく人気があって、
草の根レベルではすごく盛んなや
り取りがあるんですよね。
>>私も2年前ですけれども、韓
国を取材したときに、
村上春樹さんの本がすっごく人気
で、すぐ完売していたり、
あと、
旅行先のガイドブックに、日本がトップ3に入っていたりするんで
すよね。