2019/01/10(木) 18:15〜19:00 キャスト[字] 急増する車のトラブル!脱輪&キー閉じ込み…“お助け”隊員24時!!


なんとか、車を引き上げることができた。
一息つく暇もなく、次の依頼が。

コンビニエンスストアの駐車場に止めてある車の運転席に、
鍵が残されたままになっている。
いわゆる「キー閉じ込み」だ。
二見班長、なれた手つきで、作業
を進める。
年末年始、多いときには、
6000件以上の依頼があったキー閉じ込みだが、
電子キーの増加で、最近は半分以
下に減っているそうだ。
午後1時すぎ。
ようやく、基地に戻って昼食だ。
食べて、体力を回復させることも、
大事な仕事の1つだ。
大津市の、名神高速道路上り線で、
トラックなど車3台が絡む玉突き事故が発生した。
現場には、追突の衝撃で、激しく
壊れた車が。
渋滞中に、ハザードランプをつけ



止まっていたところ、トラックに
追突され、
弾みで、前方の車にぶつかってし
まったという。
高速道路の作業は、2次被害を引
き起こす危険が伴う。
できるだけ早く、安全な場所まで、
車を移動させなければならない。
年末で休んでいた整備工場をあけ
てもらい、
車を運ぶことになった。
年が明け、2019年。
JAFは、年中無休で24時間対
応。
この日も早速、依頼が飛び込んで
きた。
「仕事が入りました。」
やってきたのは、湖東三山パーキングエリア。
男性は、ライトをつけたまま、車
の中で仮眠していたそうだ。
バッテリーに電気を送る、応急処
置を実施。
とりあえず、エンジンはかかるよ
うになった。
この日は、バッテリー上がりが、
ほかにも2件あった。
実は、JAFの出動理由で最も多
いのが、
エンジンがかからなくなるバッテ

リー上がりだ。
昨年度はおよそ74万件の出動要
請があったが、
これは、全体のおよそ3割を占め
ている。
二見班長は、2人の子供を持つ父
親でもある。
この日の仕事は、ようやく終了。
と、その時。
「竜王基地、二見です」
現場は、基地からおよそ30分の日野町。
真新しい車の、左部分のタイヤが
脱輪している。
車の後方には、15mほど、引き
ずった跡が。
まずは、後輪を引き上げる
溝を越えることが出来るよう、
角材などを敷き詰め、タイヤの通
り道を作る。
車の引き上げが終わった時、
あたりはすっかり暗くなっていた。
長い一日が、ようやく終わった。
365日、いつでも駆けつけるJAFロードサービス隊。
きょうもどこかで、ドライバーの
SOSに向かって走り続けている。
全国的には
10秒に1回、
JAFが呼ばれているということ
ですから、今この瞬間も
誰かが困って

呼んでいるわけですよね。年末年始に、
ほんまに頭が下がりますね。
車をお使いになるし、
ふだん車を運転されない方も
使ったりしますよね。
スタッドレスだからって安心でき
ないですよね。
本当に頭が下がります。
滋賀県長浜市の琵琶湖のほとりでは
冬の使者、コハクチョウが次々と
飛来してきています。
大きくて真っ白な羽と黄色と黒の
くちばしが美しいコハクチョウ。
餌を食べるために凍っていない水
面を求めて、
この時期になると、毎年はるばる
シベリアから
日本へ渡ってきます。
コハクチョウは3月初めまで琵琶湖で過ごし、
再び北へと旅立つということです。